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2014年11月17日国内金相場は年初来高値を更新し、およそ1年6か月ぶりの高値を記録↑

先週末14日のNY金相場は大幅続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1185.60ドル(+24.10ドル)と、中心終値では10月30日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。序盤はドル高進行から売りが先行し、金は一時1150ドルを割るなど軟調に推移。その後、外為市場でドルがユーロに対し下落した事から、割安感が広がり相場は反転。金は買いが優勢となりプラス圏に浮上した。また、ここの所弱基調で推移していた原油相場が買い戻された事や、金の売り過剰感から買い戻しの動きもあって、一時1190ドル超まで急伸するなど上げ幅を拡大。結局、終値では10月30日相場以来およそ2週間ぶりの高値まで上伸して週末の取引きを終えた。

先週末(14日)のNY金相場は、前週末(7日)終値比 1トロイオンス+15.80ドル(+1.3%)と、4週ぶりにプラスで越週となりました。5営業日(10日~14日) の金平均価格は1トロイオンス1165.80ドルと、前週平均比(3日~7日 :1159.12ドル)では、+6.68ドル(約+0.6%)。 5営業日の値動きは以下の通り。

《NY金相場 先週の値動き(10日~14日)》

11/10   1159.80ドル (-10.0ドル)

11/11   1163.00ドル (+3.20ドル)

11/12   1159.10ドル (-3.90ドル)

11/13   1161.50ドル (+2.40ドル)

11/14   1185.60ドル (+24.10ドル)
※前週末比:1トロイオンス+15.80ドル(約+1.3%)

(5営業日の金平均価格:1トロイオンス1165.80ドル)



国内の金相場は先週末14日の海外相場が上伸した事や、円安要因から大幅に値を上げ続伸。買取ベースでは1gあたり4,737円(+111円)と、今年の3月17日につけた高値(4,708円/g)を上抜いて年初来高値を更新。昨年5月29日相場(4,744円/g)以来およそ1年半ぶりの高値をつけ一段高を記録しました。



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金相場は1トロイオンス1188.10ドル、為替は1$115円90銭前後の値動きで推移しております。