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2014年11月17日海外相場がプラスに転じた事を受け、国内パラジウムは小反発↑

先週末14日のNYパラジウム相場は小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス771.35ドル(+0.50ドル)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を上げて取引きを終了。この日の貴金属市場はドルが対ユーロで軟化した事から総じて堅調に推移。パラジウムはドル高進行から序盤は売りが先行し、一時750ドル近辺まで下落する場面もあったが、その後ドルが下げに転じた事をきっかけに相場は反転し買いが優勢に。金や、プラチナが急伸した事や、週末を前にした持ち高調整の買いも入った事から、プラス圏で週末の取引きを終えた。

先週(10日~14日)のNYパラジウム相場は売り買いまちまちとなり、レンジ内で推移。値を上げた日は3日(11日・12・14日相場)、下げた日は2日(10日・13日相場)。週末終値(14日:771.35ドル)では、前週末終値(7日:772.55ドル)に対して1トロイオンス-1.20ドル(-0.1%)と、ほぼ横ばい圏ながら2週連続マイナスで越週となりました。5営業日のパラジウム平均価格は1トロイオンス770.96ドル。

《NYパラジウム相場 先週の値動き(10日~14日)》

11/10   766.25ドル  (-6.30ドル)

11/11   772.70ドル  (+6.45ドル)

11/12   773.65ドル  (+0.95ドル)

11/13   770.85ドル  (-2.80ドル)

11/14   771.35ドル  (+0.50ドル)
※前週末比:1トロイオンス-1.20ドル(-0.1%)

(5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス770.96ドル)



国内のパラジウム相場は小反発。買取では1gあたり3,046円(+6円)と小幅に値を上げ反発しました。



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在のパラジウム相場は1トロイオンス770.05ドル、為替は1$115円90銭前後の値動きで推移しております。