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2019年07月17日NY相場の値動きを映して、国内貴金属はまちまちの展開に↑↓

【金相場】16日のNY金相場は、堅調な6月米国小売売上高を背景に、ドル高進行に圧迫され小反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1411.20ドル(-2.30ドル)と、小幅ながら3営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日の金相場は、ドルの先安感が意識され時間外取引では買いが優り堅調に推移した。ただ、発表された米国の6月小売売上高が市場予想を上回った事から、外国為替市場ではドルの買い戻しが台頭。ドル建ての金商品は割高感が意識されると、次第に上げ幅を縮小し小幅安で取引きを終えた。

国内の金相場は、小幅ながらマイナス圏に転じたNY相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり5,229円(-25円)と、値を下げ反落しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

07/17  5229円 (-25円)

07/16  5254円 (+4円)

07/12  5250円 (-50円)

07/11  5300円 (+74円)

07/10  5226円 (+12円)

07/09  5214円 (+9円)

07/08  5205円 (-37円)

07/05  5242円 (-6円)

07/04  5248円 (-33円)

07/03  5281円 (+126円)

10日間の金相場平均価格:5,238円/g


【パラジウム相場】16日のNYパラジウム相場は、ドル高に圧迫されたほか、このところの高値推移に対する利確売りが出て大幅反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1516.30ドル(-46.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ時間外取引では上昇した。しかし、6月の米国小売売上高が事前予想を上回る堅調な数字となると、外国為替市場ではドル買いが台頭。ドル建てのパラジウムは割高感が意識されたほか、FRBによる大幅利下げの期待感が後退し売りを誘った。また、前週に過去最高値を記録するなど、価格水準を切り上げていた事もあって利確売りも出た事で、この日は売り優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して軟調に推移。買取では1gあたり5,675円(-114円)と、3営業日続落し、2週間ぶりの安値に値戻しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

07/17  5,675円 (-114円)

07/16  5,789円 (-27円)

07/12  5,816円 (-86円)

07/11  5,902円 (+113円)

07/10  5,789円 (-10円)

07/09  5,810円 (±0円)

07/08  5,810円 (+37円)

07/05  5,773円 (-27円)

07/04  5,800円 (+38円)

07/03  5,762円 (+22円)

10日間のパラジウム相場平均価格:5,793円/g


12:45現在の金相場は1トロイオンス1408.90ドル、パラジウムは1526.70ドル、為替は1$108円18銭前後の値動きで推移しております。