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2015年02月20日今週5営業日の金相場価格推移

19日のNY金相場は反発。中心限月の4月限は1トロイオンス 1207.60ドル(+7.40ドル)と、ややハト派寄りな内容となった米のFOMC議事要旨や、最近の安値反動から買われ、3営業日ぶりにプラスに転じて取引きを終了。前日取り引き終了後に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、早期の利上げに対して慎重姿勢が示されたことが明らかになり、公表と同時に金は弱基調から反転し切り返していた。その後、取引き開始後も堅調地合いで推移するも、この日発表された米の週間失業保険申請件数が前週値・市場予想を共に下回り減少した事から、ドル高を背景に相場は下押され上げ幅を縮小。しかし、その後発表された米の経済指標(景気先行指数・フィラデルフィア連銀製造業景気指数)が、それぞれ低調な内容となった事や、ギリシャの債務交渉を巡り引き続き先行き不透明感が根強い事も金にとっては支援材料となり、この日は3営業日ぶりに買いが優勢で取引きを終えた。


国内の金相場は海外相場では値を上げたものの、為替要因から小反落。買取ベースでは1gあたり4,961円(-4円)と、小幅に値を下げ4営業日続落となりました。

今週5営業日(16日~20日)の金の値動きは、値を上げた日が1日(16日)、値を下げた日が4日(17日・18日・19日・20日)と、海外相場が調整安となった事を映して、国内相場も週間では前週相場に続いて軟調に推移。週明け16日の国内相場は、前週末に発表された米の経済指標が低調な内容となった事から、海外相場が反発した事を映し、国内相場も3営業日ぶりに値を上げ上昇。翌17日以降は、中国が春節(旧正月)に入る事から実需買いの減少や、米の早期利上げ観測、為替要因などから相場を圧迫され、国内では4日連続安と調整地合いとなりました。今週5営業日の金相場は、最高値:5,029円(2/16相場)、最安値:4,961円(2/20相場)、平均価格は4988.2円/gとなっており、週間平均では前週(5,047.75円/g)に対して、-59.55円/g(‐1.1%)と軟調に推移しました。5日間の値動きは以下の通り。


《今週5営業日の金相場価格推移(買取)》

02/20   4961円 (-4円) ※最安値

02/19   4965円 (-1円)

02/18   4966円 (-54円)

02/17   5020円 (-9円)

02/16   5029円 (+12円)

今週5日間の金平均価格:4988.2円/g



12:00現在の金相場は1トロイオンス1207.60ドル前後の値動きで推移しております。