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2021年08月02日国内貴金属は金を除いて上昇↑金は3営業日ぶりに反落し、パラジウムは3日続伸。

【金相場】週末30日のNY金相場は、ドル高・ユーロ安などが重しとなり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1817.20ドル(-18.60ドル)と、マイナスサイドに転じて取引きを終了。なお、週間では+11.30ドル(+0.63%)となった。この日の外国為替市場では、ドルがユーロや円など主要通貨に対して買われ、ドルの代替投資先とされる金は相場を圧迫され序盤より軟調となった。また、6月の米個人消費支出(PCE)物価指数が朝方に発表され、食品・エネルギーを除く「コア指数」の伸びは市場予想を下回る結果となり、物価上昇の勢いが鈍ってきたとの思惑も金には弱材料となった。市場では来週6日に発表される7月の米雇用統計に関心が高まっている。

国内の金相場は、週末のNY相場が反落した事を受けマイナスサイドへ反転。買取ベースでは1gあたり6,994円(-26円)と、3営業日ぶりに値を下げ反落となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

08/02  6,994円 (-26円)

07/30  7,023円 (+46円)

07/29  6,977円 (+33円)

07/28  6,944円 (-21円)

07/27  6,965円 (-25円)

07/26  6,990円 (+5円)

07/21  6,985円 (+4円)

07/20  6,981円 (-24円)

07/19  7,005円 (-43円)

07/16  7,048円 (+9円)

10日間の金相場平均価格:6,991円/g


【パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は、ユーロ圏の景気回復への期待感や、米国株の上昇、ドル安などが意識され買い地合いが継続。中心限月の9月限は1トロイオンス2643.10ドル(+20.50ドル)と、続伸して取引きを終了。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の議長会見を受け、金融緩和の現状維持が当面続くとの見方が広がり、市場では過度なリスク回避姿勢が後退。加えて、ユーロ圏の7月景況感指数は過去最高の水準に上昇するなど経済活動の活発化が示された事で、株高が進む中、パラジウムも連れて上昇し堅調となった。また、外国為替市場ではドルが主要通貨に対して軟調となった事や、金など他貴金属の上昇も意識され、相場は一時2677ドルまで値を伸ばす場面もあった。

国内のパラジウムは、堅調地合いを維持したNY相場を映し3連騰。買取では1gあたり10,230円(+60円)と、上げ幅を拡大する展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

08/02  10,230円 (+60円)

07/30  10,170円 (+44円)

07/29  10,126円 (+105円)

07/28  10,021円 (-176円)

07/27  10,197円 (-116円)

07/26  10,313円 (+176円)

07/21  10,137円 (+121円)

07/20  10,016円 (-209円)

07/19  10,588円 (-258円)

07/16  10,588円 (-258円)

10日間のパラジウム相場平均価格:10,202円/g


12:00現在の金相場は1トロイオンス1816.90ドル、パラジウムは2685.10ドル、為替は1$109円70銭前後の値動きで推移しております。