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2014年03月27日米の早期利上げ観測の強まりを受け金は反落↓パラジウムも軟調に推移し続落↓

NY金相場は昨夜発表された米の2月の耐久財受注額が市場予想を上回ったことを受け、早期利上げ観測の高まりを受け反落。2月13日以来およそ1ヶ月半ぶりの安値となる、1トロイオンス1303.40ドル(-8.00ドル)で取引を終了。ここ最近の金相場は先日の米のFRBによる量的緩和の早期終了・早期利上げの実施が意識されている事で弱気で推移しており、節目である1,300ドルを割り込む場合は、更に下値を切り下げる場合も。
国内の金も為替が円高・ドル安に振れた事もあり、買取では4,463円(-44円)と反落↓再び4,500円を割り込み、3月では本日最安値をつけました。

パラジウムも本日値を下げ続落↓買取では2,636円/g(-42円)と、3日値を下げ、3日間の下げ幅は1gあたり-63円と、率では-2.3%となりました。先日24日に過去12年間で最高値を記録したパラジウムは、高値反動から現在軟調に推移しております。

現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、相場が大幅に値動く場合が御座います。為替相場との兼ね合いからも日相場の価格変動が非常に激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:25現在の金相場は1トロイオンス1303.95ドル、パラジウムは780.15ドル、為替は1$101円90銭前後の値動きとなっております。