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2022年07月14日国内貴金属はパラジウムを除いて反発↑金は前日の下げを埋め戻した一方、パラジウムは引き続き調整地合いとなり続落。

【金相場】13日のNY金相場は、対ユーロのドル高が一服したことを受けて、3営業日ぶりに反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1735.50ドル(+10.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。朝方に米労働省が発表した6月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比9.1%上昇となり、約40年半ぶりの高水準となった事を受け、発表直後は金は売りが優勢となり軟調に推移した。ただその後は、ユーロ買い・ドル売りが進むにつれて割安感が意識されたほか、米国長期金利の低下も金の買いを支えプラス圏に反転して引けた。

国内の金相場は、プラス圏に転じたNY相場を映し反発。買取ベースでは1gあたり8,363円(+81円)と、前日の下げをほぼ埋め戻し値を上げる展開となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

07/14  8,363円 (+81円)

07/13  8,282円 (-84円)

07/12  8,366円 (+30円)

07/11  8,336円 (+13円)

07/08  8,323円 (+9円)

07/07  8,314円 (-130円)

07/06  8,444円 (-199円)

07/05  8,643円 (+49円)

07/04  8,594円 (-44円)

07/01  8,638円 (-102円)

10日間の金相場平均価格:8,430円/g



【パラジウム相場】13日のNYパラジウム相場は、前日に続き調整地合いとなった事から売り優勢となり続落。中心限月の9月限は1トロイオンス1971.40ドル(-44.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。最近の相場急騰に対する反動から前日は調整地合いとなり、この日も序盤より軟調となった。また、米労働省が13日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.1%上昇。伸び率は前月から拡大し、40年半ぶりの高水準となった事を受けて、積極的なペースでの米利上げが景気減速を招くとの見方が改めて広がったほか、中国各地での新型コロナウウイルスが再流行し制限措置を再強化する動きを受け、中国景気の先行きに対する不透明感も意識され、この日も売り優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、引き続き調整地合いとなったNY相場を映し続落。買取では1gあたり9,482円(-237円)と、マイナス圏で推移し値を下げる展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

07/14  9,482円 (-237円)

07/13  9,719円 (-528円)

07/12  10,247円 (+66円)

07/11  10,181円 (+715円)

07/08  9,466円 (+281円)

07/07  9,185円 (+11円)

07/06  9,174円 (+27円)

07/05  9,147円 (-44円)

07/04  9,191円 (+22円)

07/01  9,169円 (-302円)

10日間のパラジウム相場平均価格:9,496円/g


12:05現在の金相場は1トロイオンス1739.55ドル、パラジウムは1974.90ドル、為替は1$137円97銭前後の値動きで推移しております。