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2014年04月07日国内金は反発↑3/18相場以来の高値を更新し、買取では再び4,600円台へ。

先週末のNY金相場は、市場予想を下回った3月の米雇用統計の結果を受けて、買い進まれ反発。中心の6月物は1トロイオンス1303.50ドル(+18.90ドル)と、大台の1300ドルを超え、先月12日(3週間ぶり)の大幅高で取引を終了。市場では今回の雇用統計は予想を上回ると想定されていただけに、公表結果を受け米国の早期利上げに対する警戒感が緩み、ショートカバーの買いが入った事もあり金は値を伸ばした形に。

国内の金は本日反発し、買取では4,626円(+38円)。先月3月18日相場以来の高値を更新し、再び4,600円台へ価格をのせております↑4月に入っての金の値動きは、最高値4,626円(4/7)、最安値4,559円(4/1)、平均では4,591円。

NYパラジウムは続伸。中心月の6月限は790.75ドル(+1.90ドル)と、節目の790ドルを超えるなど6営業日続伸して取引を終了。直近では高値警戒感があるものの、南アフリカ白金鉱山のストや、ウクライナ情勢の緊張が長期化している事で、需給バランスが崩れている事が相場を押し上げている要因に。国内のパラジウムは為替が円高・ドル安に振れた事で小幅反落。買取では2,781円(-5円)と、6営業日ぶりに値を下げました。4月に入ってのパラジウムの値動きは、最高値2,786円(4/3)、最安値2,722円(4/1)、平均では2,767円と、全日2,700円台で推移し一段高。

現在、地金相場は地政学リスクや、世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在の金は1トロイオンス1302.98ドル、パラジウムは790.90ドル、為替は1$103円25銭前後の値動きで推移しております。