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2014年04月25日今週5日間の金の値動き

NY金相場はウクライナ情勢の緊迫が再燃した事で続伸。中心月の6月物は1トロイオンス1290.60ドル(+6.00ドル)と、1290ドルを超えて取引を終了。米の経済指標が良好な内容だった事を受け、金相場は一時1268.4ドルと、中心限月として2月10日以来およそ2カ月半ぶりの安値を付けるなど軟調に推移。その後、ウクライナによる東部の親ロシア派武力勢力の強制排除の動きに反発し、ロシアのショイグ国防相が24日、ウクライナとの国境地帯で大規模な軍事演習を始めたと表明。ウクライナ問題に対する先行き不透明感が再び高まり、地政学的リスクを意識された事で金は一気に買い戻され一時1299ドルまで上昇。

国内の金も本日4営業日ぶりに反発し、買取では4,551円(+22円)。今週5日間の国内金の値動きは、値を上げた日が2日、下げた日が3日となり、週初めは為替が円安・ドル高に振れた事で値を上げ反発。翌日はウクライナの緊張緩和を目指した4者協議が開かれ合意された事で反落し、以降も米の経済指標が良好な内容だった事を受け続落し、昨日は4月初来の安値を更新。本日はウクライナ情勢の緊迫が再燃した事で、安全資産として買われた事で反発となりました。5営業日の金平均は4552.4円と、先週5営業日平均(4,596.2円)に対し-43.8円(-0.9%)となり、2週連続で前週平均に対しマイナスとなりました。

12:25現在の金は1トロイオンス1291.95ドルで推移しております。