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2014年06月13日金相場-今週5営業日の値動き

《金相場》12日のNY金相場は、イラク情勢不安の強まりから買われ4営業日続伸。中心の8月物は1トロイオンス1274.00ドル(+12.80ドル)と、およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。イラク情勢の悪化を手掛かりに、市場では情勢悪化を懸念したリスク回避姿勢が高まり、この日の米株式相場は下落。リスク資産の受け皿となりやすい金がヘッジ目的で買われ、値を伸ばした形に。日中の上げ幅としては5週間ぶりの上げ幅。

国内の金相場は反発。買取ベースでは1gあたり4,461円(+27円)と、先月27日相場以来およそ2週間半ぶりの高値へ。

今週5営業日(9日~13日)の金の値動きは、値を上げた日が3日、下げた日が2日となり、週明けの9日は前営業日比でほぼ横ばいながら値を上げ続伸。翌営業日10日は、海外相場は値を上げたものの国内では為替が円高・ドル安に推移した事で1gあたり-5円と小反落。11日は海外相場が最近の値を下げた反動から買われた事や、中国のCPIが市場予想を大きく上回った事で、期待感から金相場の支援材料になり1トロイオンス1260ドル台まで値を上げ続伸。国内の金相場も反発し、先月27日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。昨日12日は世界銀行が世界成長率の見通しを下方修正した事を受け、安全資産としての金は買われ海外相場では3日続伸したものの、国内では円高・ドル安が進んだ事でgあたり-7円と小反落。本日はイラク情勢の悪化を受け、リスク回避姿勢が強まったことで金は買われ、海外相場では1270ドルを超え、およそ3週間ぶりの高値をつけるなど4営業日続伸。国内の金も為替が円高に推移しながらも値を上げ、先月27日相場以降およそ2週間半ぶりの高値となりました。

5営業日の金平均は4,437円と、先週の5営業日平均(4404.4円)に対し1g+32.6円(+0.7%)と、4週間ぶりに前週比プラスとなりました。

【今週5営業日 金の値動き(買取ベース)】

06/13 4461円 (+27円)

06/12 4434円 (-7円)

06/11 4441円 (+19円)

06/10 4422円 (-5円)

06/09 4427円 (+1円)

今週5日間の金平均相場:4,437円(買取)   

 

12:10現在の金は1トロイオンス1272.95ドル前後の値動きで推移しております。