相場情報

毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

相場情報

HOME > 相場情報

2014年08月19日パラジウムが9営業日続伸↑連日で直近高値を上抜き一段高へ。

《金相場》週明け18日の金相場は続落。中心限月の12限月は1トロイオンス1299.30ドル(-6.90ドル)と、8月5日相場以来およそ2週間ぶりに1300ドルを割って取引きを終了。この日は高まっていたウクライナ情勢の緊迫が幾らか緩和された事で、米の株価やドルが堅調に推移するなど、リスク回避姿勢が後退。相対的に安全資産とされる金は売りが優勢となり、マイナス圏でこの日の取引きを終了した。ただ、依然としてウクライナや、中東などの緊張情勢から、地政学リスクを警戒した金買いの動きもあり下値を抑えた。


国内の金相場は小幅に値を下げ続落。買取では1gあたり4,585円(-1円)と、前日比ほぼ横ばいながら値を下げ2日続落となりました。

【本日までの8月の金相場価格推移】※買取ベース

08/19 4585円 (-1円)
 
08/18 4586円 (-19円)
 
08/12 4605円  (+5円)
 
08/11 4600円  (-5円)
 
08/08 4605円  (+9円)
 
08/07 4596円 (+42円)
 
08/06 4554円  (+5円)
 
08/05 4549円 (-12円)
 
08/04 4561円 (+25円)
 
08/01 4536円 (-46円)
 
本日までの8月の金平均価格:4,578円/g

 


《パラジウム相場》週明け18日のパラジウム相場は小幅に値を上げ続伸。中心の9月物は1トロイオンス894.90ドル(+0.40ドル)と、9営業日連続で値を伸ばし前営業日に続いて2001年2月以来およそ13年半ぶりの高値を更新して取引きを終了。この日のパラジウムは取引き時間外から堅調に推移。一時900ドルを超えるなど上伸したが、ウクライナ情勢の緊迫が幾らか緩和された事や、最近の高値反動から利益確定売りが出た事で上げ幅を縮小。結局、中心終値では894.90ドルと、小幅に値を上げプラス圏でこの日も引けた。9営業日続伸は6月23日~7月8日まで続いた11営業日続伸以来、年初来では2番目の長さ。

国内のパラジウム相場は海外相場の上伸を映して上昇。買取ベースでは1gあたり3,143円(+6円)と、昨日に続き連日で直近高値を更新し、およそ13年5ヵ月(2001年3月23日相場)来の高値となりました。

【本日までの8月のパラジウム相場価格推移】※買取ベース

08/19 3143円 (+6円)

08/18 3137円 (+81円)

08/12 3056円 (+59円)

08/11 2997円 (+5円)

08/08 2992円 (+17円)

08/07 2975円 (+5円)

08/06 2970円 (-43円)

08/05 3013円 (-22円)

08/04 3035円 (-32円)

08/01 3067円 (-33円)

本日までの8月のパラジウム平均価格:3,039円/g
 

現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金は1トロイオンス1299.65ドル、パラジウムは894.70ドル、為替は1$102円60銭前後の値動きで推移しております。