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2014年02月14日金が続伸し、9/20相場以来の高値を更新↑NY金は1,300ドルへ!

NY金相場は昨年11月7日ぶりとなる節目の1,300ドルを超えて、7営業日続伸し1トロイオンス1300.10ドルと、前日終値比5.10ドル高で取引を終了。値を上げた背景には昨日発表された米の経済指標が冴えない内容だった事や、量的緩和の縮小ペースが緩むとの観測が強まった事で買い進まれた事が要因に。直近では値を上げ続けている反動から高値警戒感があるものの、節目の1,300ドルを超えた事で更に上値を意識される可能性も。200日移動平均線の1310ドルを上抜けば、テクニカルな買いが入り上昇基調が一段と強まる可能性があるとの見方も。

国内の金も続伸し買取では4,447円/gと、1gあたり+21円値を伸ばし上伸↑9/20相場以来の高値をつけ、現在一段高で推移している金は6営業日続伸し、直近では最長の上げを記録。値を上げた6日間の上げ幅は1gあたり+176円と、率では+3.9%。
今週4営業日の金の値動きは、先週末からの上昇の流れを受けて週初めから上伸↑2/12には年初来では初となる1gあたり4,400円台まで上昇し、昨年9/20相場以来の高値を更新。その後も堅調に推移し週間では値を上げた日が4日・値を下げた日が0日と、4営業日の金平均価格は4408.2円/gと平均では4,400円を超えて、一段高での推移となりました。

パラジウムは買取ベースでは1gあたり2,478円(±0円)と、前日比変わらずで推移。昨日まで6営業日値を上げるなど高値圏で現在推移しているパラジウムは、先週からの流れを受けて週初めより値を伸ばし2,400円台へ↑昨日は1/27相場以来の高値を更新するなど、現在パラジウムは一段高で推移。

地金は最近の高騰による高値警戒感から、利益確定売りなどの一時調整が入る場合もあり、相場が大幅に値動く場合が御座います。また、為替相場との兼ね合いからも国内相場の価格変動が激しくなっており、場合によっては乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。

14:15現在の金は1トロイオンス1305.65ドル、パラジウムは730.80ドル、為替は1$101円61銭前後と、為替は101円半ばの円高・ドル安傾向で推移。