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2017年06月30日国内貴金属は揃って値を下げ軟調に推移↓金は3営業日ぶりに値を下げ、パラジウムも売り優勢の展開に。

【金相場】29日のNY金相場は、英中央銀行や欧州中央銀行(ECB)などが遠からず金融緩和の縮小に動くとの観測から、金には売り圧力がかかり小幅安に。中心限月の8月限は1トロイオンス1245.80ドル(-3.30ドル)と、3営業日ぶりに反落して取引きを終了。米連邦準備制度理事会(FRB)に続き、欧州中央銀行(ECB)や、イングランド銀行(英中銀)も、そう遠くない時期に金融引き締めに転じるのではないかとの観測が今週に入り浮上。27日にはドラギECB総裁がユーロ圏の景気回復の強さとデフレ懸念の後退に言及したほか、28日にはカーニー英中銀総裁が「金融刺激策の一部撤廃が必要になる公算が大きい」と指摘していた。これを受けて、欧米の国債利回りが一段と上昇する中、この日は金利を生まない資産である金に売りが出た。また、米商務省が朝方発表した1-3月期の実質GDP(国内総生産)前期比1.4%増となり、市場予想の1.2%増を上回ったことも、FRBによる金融引き締めを後押しする材料となり、金相場には下押し圧力がかかった。ただ、外国為替市場では朝方からユーロ買い・ドル売りが進行し、ドル建てで取引される金に割安感が生じたことから買い戻しも入り、徐々に下げ幅を縮小した。

国内の金相場は、マイナスに転じたNY相場を映して軟調に推移。買取ベースでは1gあたり4,801円(-26円)と、3営業日ぶりに値を落としマイナスに転じました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

06/30   4801円 (-26円)

06/29   4827円 (+6円)

06/28   4821円 (+32円)

06/27   4789円 (-26円)

06/26   4815円 (+15円)

06/23   4800円 (+18円)

06/22   4795円 (+18円)

06/21   4777円 (-12円)

06/20   4789円 (-14円)

06/19   4803円 (±0円)

直近10日間の金相場平均価格:4,802円/g


【パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は、概ね良好な内容となった米経済指標やドル安の流れを受けて買われる場面もあったが、米株安の進行につられ相場を圧迫。中心限月の9月限は1トロイオンス846.10ドル(-8.50ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日まで売りが続いていた反動から、序盤は安値拾いの買いに支えられたほか、ドル安の流れを背景に買いが先行した。また、発表された米経済指標が軒並み良好な内容となった事も材料視され、一時860ドル超まで買われた後に、売りに反転。英中央銀行や、欧州中央銀行(ECB)などが遠からず金融緩和の縮小に動くとの観測が強まっている事で、米国以外の国でも緩和マネーの時代が終わりを迎えつつある可能性が台頭。先行きを警戒した持ち高調整目的の売りや、原油相場の反落、下げ幅を拡大した米国株につられ、パラジウムもマイナス圏へ沈下した。

国内のパラジウムは、売りが優ったNY相場を映してマイナス圏へ沈下。買取では1gあたり3,245円(-15円)と、売り優勢の展開となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

06/30   3245円 (-15円)

06/29   3262円 (±0円)

06/28   3262円 (-32円)

06/27   3294円 (+54円)

06/26   3240円 (-108円)

06/23   3348円 (+11円)

06/22   3337円 (+32円)

06/21   3305円 (+33円)

06/20   3272円 (+5円)

06/19   3267円 (±0円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,283円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1248.95ドル、パラジウムは847.55ドル、為替は1$111円82銭前後の値動きで推移しております。