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2014年10月14日パラジウム相場価格推移

【10日 パラジウム相場】先週末10日のニューヨークパラジウム相場は反落。中心限月の12月物は1トロイオンス785.05ドル(-15.45ドル)と、5営業日ぶりに値を下げ、週間では初めてマイナス圏に沈み取引きを終了。この日は外為市場でドルが上昇した事から、貴金属市場全般が軟調に推移。パラジウムも最近急伸した高値反動から利益確定売りが出た事や、ドル高に押される形で相場を圧迫し売りが優勢となった。また、ユーロ圏をはじめとした世界経済の先行き不安への警戒から需要鈍化が意識された事も相場の重しとなり、5営業日ぶりに反落してパラジウムは週末の取り引きを終えた。

先週(6日~10日)のNYパラジウム相場は値を上げた日が4日、下げた日が1日。週末終値(10日:785.05ドル)では、前週末(3日:754.55ドル)終値比1トロイオンス+30.50ドル(+3.8%)と、前週末のマイナス幅-29.25ドル(-3.7%)を値戻し、6週ぶりにプラスで越週となりました。5営業日のパラジウム平均価格は1トロイオンス787.02ドル。

《NYパラジウム相場 先週の値動き(6日~10日)》

10/06   766.10ドル  (+11.55ドル)

10/07   787.00ドル  (+20.90ドル)

10/08   796.45ドル  (+9.45ドル)

10/09   800.50ドル  (+4.05ドル)

10/10   785.05ドル  (-15.45ドル)
※前週末比:1トロイオンス+30.50ドル(+3.8%)

(5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス787.02ドル)




【13日 パラジウム相場】週明け13日のニューヨークパラジウム相場は反発。中心限月の12月限は1トロイオンス785.95ドル(+0.90ドル)と、小幅に値を上げ取引きを終了。序盤はドル安や、金・プラチナの上昇を受けてパラジウムもプラス圏に浮上するなど堅調に推移。中国の輸出入が市場予想を上回り良好な内容となった事も好感され買いが優勢となったが、中国自動車販売の鈍化観測や、ユーロ圏の景気不安、世界経済の先行き不透明感からプラチナと共に徐々に上げ幅を縮小。一時マイナス圏に沈む場面もあったが、切り返され結局小幅高で取引きを終えた。


国内のパラジウムは下落した先週末の海外相場を反映し続落。買取では1gあたり2,884円(-37円)と、2営業日続落となりました。


10:45現在のパラジウムは1トロイオンス790.10ドル前後の値動きで推移しております。