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【金相場】22日のニューヨーク金相場は反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1245.50ドル(-6.20ドル)と、3営業日ぶりにマイナス圏に沈んで取引きを終了。この日発表された米の経済指標(9月消費者物価指数)が、良好な内容となった事から外為市場でドルが上昇。相対的に金は相場を圧迫した事や、前日まで値を伸ばした反動から利益確定売りが出た事からマイナス圏で推移。最近まで旺盛だったアジア圏の現物買いが減少した事や、米国のインフレが抑制されている事も下押し材料となり、3営業日ぶりに値を下げてこの日の取引きを終えた。
国内の金相場は前日の海外相場が利益確定売りが出た事で軟調に推移した事を映し反落。買取ベースでは1gあたり4,579円(-13円)と、5営業日ぶりに値を下げマイナスに転じました。
≪直近10日間の金相場価格推移(買取ベース)≫
10/23 4579円 (-13円)
10/22 4592円 (+16円)※最高値
10/21 4576円 (+27円)
10/20 4549円 (+19円)
10/17 4530円 (+13円)
10/16 4517円 (-23円)※最安値
10/15 4540円 (-11円)
10/14 4551円 (+11円)
10/10 4540円 (-1円)
10/09 4541円 (+34円)
直近10営業日の金平均価格:4,552円/g
【パラジウム相場】22日のニューヨークパラジウム相場は続伸。中心限月の12月物は1トロイオンス776.70ドル(+0.70ドル)と、小幅ながら値を上げ4営業日続伸して取引きを終了。この日は外為市場でドルが上昇した事から、パラジウムを除いた他貴金属は反落。パラジウムは序盤から買いが先行し堅調に推移。途中、外為市場でドルが上昇した事や、金・プラチナの下落を眺めて上げ幅を削る場面もあったが、再び買いが優勢となり他貴金属がマイナスに転じた中、パラジウムは4日連続高で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は為替との兼ね合いもあって反落。買取では1gあたり2,819円(-16円)と、4営業日ぶりに値を下げマイナスに転じました。
≪直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取ベース)≫
10/23 2819円 (-16円)
10/22 2835円 (+65円)
10/21 2770円 (0円)
10/20 2770円 (+43円)
10/17 2727円 (-49円)※最安値
10/16 2776円 (-113円)
10/15 2889円 (+5円)
10/14 2884円 (-37円)
10/10 2921円 (-44円)
10/09 2965円 (+54円)※最高値
直近10営業日のパラジウム平均価格:2,836円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:20現在の金は1トロイオンス1243.10ドル、パラジウムは770.75ドル、為替は1ドル107円30銭前後の値動きで推移しております。