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【金相場】週明け5日のNY金相場は、ドル買いが進む中、世界的な株安などリスクオフの展開に売り買いが交錯。中心限月の4月限は1トロイオンス1336.50ドル(-0.80ドル)と、横ばい圏ながら小幅に値を下げて取引きを終了。この日の金相場は、アジア株に続いて欧米株価も軟調となるなど世界的に株安が広がる中、逃避需要から買いが入ったほか、前週末の下落反動から安値拾いの買い戻しも入り、序盤は堅調に推移した。しかし、発表された米国経済指標(1月ISM非製造業景況指数)が前月値・市場予想を共に上回り良好な内容となった事から、外国為替市場では対ユーロでドル高が進行。ドル建てで取引される金商品に割高感が生じたことから、金の上値も抑えられた。 ただ、引け後の時間外取引では、米国株の下げ幅拡大を意識して再度買い戻しが活発化し、一時1344.80ドルまで上昇する展開となった。
国内の金相場は、ドル高に圧迫された週明けのNY市場を映して、マイナス圏での値動きに。買取ベースでは1gあたり5,037円(-7円)と、横ばい圏ながら小幅安に振れ、続落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
02/06 5037円 (-7円)
02/05 5044円 (-28円)
02/02 5072円 (+15円)
02/01 5057円 (+46円)
01/31 5011円 (-17円)
01/30 5028円 (-25円)
01/29 5053円 (-32円)
01/26 5085円 (-18円)
01/25 5103円 (+10円)
01/24 5093円 (-6円)
直近10日間の金相場平均価格:5,065円/g
【パラジウム相場】週明け5日のNYパラジウム相場は、ドル高要因や世界的な株安連鎖が意識され3営業日ぶりに反落。中心限月の3月限は1トロイオンス1032.95ドル(-12.00ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、買い優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ、序盤は底堅く推移した。ただ、世界的に株式市場が軟調となるなど、投資家のリスク選好意欲が後退する中、パラジウムも相場を圧迫された。また、良好な米国経済指標を背景にドル買いが進んだほか、前日までの上伸に対する利益確定売りも加わり、相場は次第にマイナス圏に反転した。
国内のパラジウムは、リスクオフの流れや、ドル高要因から、相場を圧迫されたNY相場を受けて、マイナス圏での値動きに。買取では1gあたり3,812円(-98円)と、3営業日ぶりに値を下げ、反落しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/06 3812円 (-98円)
02/05 3910円 (+33円)
02/02 3877円 (+21円)
02/01 3856円 (-91円)
01/31 3947円 (-108円)
01/30 4055円 (+5円)
01/29 4050円 (-54円)
01/26 4104円 (-38円)
01/25 4142円 (+16円)
01/24 4126円 (-43円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,988円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:35現在の金相場は1トロイオンス1348.35ドル、パラジウムは1010.60ドル、為替は1$108円72銭前後の値動きで推移しております。