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【金相場】22日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安を受けて堅調となったほか、米中貿易摩擦への先行き懸念から買いが入り上伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1327.40ドル(+5.90ドル)と続伸し、中心終値では3月2日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。FRBが前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に公表した金利見通しで、2018年の利上げ想定回数が3回と前回から据え置かれたことを受けて、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行。ドル建てで取引される金に割安感が生じたため、金相場は引け後に上げ幅を拡大し堅調に推移していた。また、年内の利上げペースが直ちには加速しないとの観測が広がったことも、金利を生まない資産である金には支援材料となっていた。その後、この日の通常取引きがスタートすると、ドル安が一服した事で上値を抑えられる場面もあったが、トランプ米大統領が中国製品への関税賦課を命じる大統領令に署名したことから、米中間の貿易摩擦激化に対する懸念が再燃したことを嫌がり、逃避目的から金買いを後押しする展開となった。
国内の金相場は、リスク回避姿勢の台頭からNY市場では買いが強まるも、円建ての金相場では為替要因から値を落とし反落。買取ベースでは1gあたり4,821円(-38円)と、3営業日ぶりにマイナス圏に転じ反落しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
03/23 4821円 (-38円)
03/22 4859円 (+50円)
03/20 4809円 (+17円)
03/19 4792円 (-19円)
03/16 4811円 (-32円)
03/15 4843円 (-22円)
03/14 4865円 (+14円)
03/13 4851円 (-18円)
03/12 4869円 (+26円)
03/09 4843円 (-3円)
直近10日間の金相場平均価格:4,836円/g
【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は、時間外取引でのドル安を受けて買いが強まる場面もあったが、ドルの戻りを売られたほか、米国株の軟調さが意識され反落。中心限月の6月限は1トロイオンス981.80ドル(-4.65ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。前日引け後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)結果を受けて、外国為替市場ではドル売りが進んだ事による割安感が意識され、パラジウムは時間外取引では買いが膨らみ堅調に推移していた。その後、日中取引きではドル安が一服すると、相場はジリジリと値を下げ上げが一服。加えて、トランプ米大統領はこの日、少なくとも500億ドル相当の中国製品への関税賦課を命じる大統領令に署名したことから、米中貿易摩擦は激化するとの見方が広がり、株安が進むにつれてパラジウムも相場を圧迫され、結局マイナス圏に沈下して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、売り戻されたNY相場の値動きや、為替動向から軟調に推移し反落。買取では1gあたり3,532円(-48円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/23 3532円 (-48円)
03/22 3580円 (+11円)
03/20 3569円 (-22円)
03/19 3591円 (+16円)
03/16 3575円 (-11円)
03/15 3586円 (-21円)
03/14 3607円 (+59円)
03/13 3548円 (-81円)
03/12 3629円 (+92円)
03/09 3537円 (+27円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,575円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1340.45ドル、パラジウムは986.80ドル、為替は1$104円78銭前後の値動きで推移しております。