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【金相場】週明け4日のNY金相場は、イタリアやスペイン政局の警戒後退や、リスクオン地合いに圧迫され小幅続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1297.30ドル(-2.00ドル)と、マイナス圏で取引を終了。この日の金相場は、未明より進んだユーロ高・ドル安を背景に割安感が意識され、時間外取引では買いが先行した。しかし、その後はイタリアやスペイン政局の警戒感が緩和した事から、安全資産を手放す動きが台頭。外国為替市場ではドルが買い戻されたほか、米国株が上伸するなどリスクを選好する動きが活発化する中で、金は次第に売り優勢となりマイナス圏に沈下した。
国内の金相場は、小幅ながら値を伸ばし上伸。買取ベースでは1gあたり4,892円(+8円)と、値を上げ続伸しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
06/05 4892円 (+8円)
06/04 4884円 (+12円)
06/01 4872円 (-5円)
05/31 4877円 (+13円)
05/30 4864円 (-30円)
05/29 4894円 (-15円)
05/28 4909円 (-10円)
05/25 4919円 (+20円)
05/24 4899円 (-42円)
05/23 4941円 (+1円)
直近10日間の金相場平均価格:4,895円/g
【パラジウム相場】週明け4日のNYパラジウム相場は、一時買いの勢いが強まり大台の1000ドル台に浮上するも、利益確定売りに押されマイナス圏へ。中心限月の9月限は1トロイオンス994.30ドル(-2.30ドル)と、4営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、堅調地合いとなった前週末相場の流れを引き継ぎ序盤は買いが先行した。また、為替市場ではユーロ高・ドル安に振れる場面では、割安感が意識された事から買いの勢いが活発化。一時は1004ドル超まで上伸するなど上げ幅を拡大する展開となった。ただ、その後はドルが買い戻しに転じたほか、約1ヶ月半(4月23日相場)ぶりの高値圏で推移している事から、一部で利益を確定する動きも見られ、結局小幅安で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、週明けのNY相場の下げや時間外取引での軟調さを映して4営業日ぶりに反落。買取では1gあたり3,742円(-16円)と、前日付けた約1ヶ月半(4月23日相場)ぶりの高値から後退し、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/05 3742円 (-16円)
06/04 3758円 (+81円)
06/01 3677円 (+21円)
05/31 3656円 (+27円)
05/30 3629円 (-43円)
05/29 3672円 (±0円)
05/28 3672円 (+27円)
05/25 3645円 (-22円)
05/24 3667円 (-81円)
05/23 3748円 (+6円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,687円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:50現在の金相場は1トロイオンス1294.05ドル、パラジウムは989.75ドル、為替は1$109円97銭前後の値動きで推移しております。