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【金相場】週末15日のNY金相場は、米政権が対中関税の発動を決めたのを受けて世界景気に対する不透明感が強まる中、銅や原油先物など商品市況全般が軟調になり、金相場もつれ安の展開に。中心限月の8月限は1トロイオンス1278.50ドル(-29.80ドル)と、大幅反落して取引きを終了。この日の金相場は、前日には約1ヶ月ぶりの高値を付けるなど堅調となった反動から、序盤より利益確定の売りが先行し軟調に推移した。また、外国為替市場ではドルが主要通貨に対して上昇した事や、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの拡大観測が強まったほか、米トランプ政権が中国製品に対する制裁関税を発動するとのニュースが流れると、中国経済に対する懸念から一次産品需要の減少に対する懸念が強まり、金市場でも相場を圧迫。週末を控えた持ち高調整や、テクニカルな売りも巻き込んで下げ幅を拡大する展開となった。
国内の金相場は、NY市場が高値一服となった事を映して3営業日ぶりに大幅反落。買取ベースでは1gあたり4,880円(-77円)と、前営業日に付けた約1ヶ月(5月15日相場)ぶりの高値から後退し、月初の1日相場(2週間ぶり)の安値に値戻しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
06/18 4880円 (-77円)
06/15 4957円 (+30円)
06/14 4927円 (+2円)
06/13 4925円 (-8円)
06/12 4933円 (+39円)
06/11 4894円 (-5円)
06/08 4899円 (-19円)
06/07 4918円 (+6円)
06/06 4912円 (+20円)
06/05 4892円 (+8円)
直近10日間の金相場平均価格:4,914円/g
【パラジウム相場】週末15日のNYパラジウム相場は、米中貿易戦争で中国の景気先行き懸念や、ドル高要因、商品相場の軟調さにつられ相場を圧迫。中心限月の9月限は1トロイオンス981.80ドル(-24.80ドル)と、4営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった前日相場の流れを引き継ぎ序盤より安寄りした。また、米FRBによる利上げペースの拡大観測や、ドル高の進行に相場を圧迫されたほか、米トランプ政権が対中関税の発動を決めたのを受け、中国景気の先行きに不安が広がった事や、銅や原油など商品市況全般が軟調となる中で、パラジウムも売り押され下げ幅を拡大した。
国内のパラジウム相場は、軟調となった週末のNY相場安を映して反落。買取では1gあたり3,731円(-81円)と、金同様に月初の1日相場(約2週間)ぶりの安値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
06/18 3731円 (-81円)
06/15 3812円 (+16円)
06/14 3796円 (-60円)
06/13 3856円 (+6円)
06/12 3850円 (+65円)
06/11 3785円 (-6円)
06/08 3791円 (-38円)
06/07 3829円 (+92円)
06/06 3737円 (-5円)
06/05 3742円 (-16円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,793円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1286.95ドル、パラジウムは986.20ドル、為替は1$110円39銭前後の値動きで推移しております。