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【金相場】6日のNY金相場は、対ユーロでのドル安先行に伴う割安感などから買いが優勢となり続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1204.30ドル(+3.00ドル)と、この日もプラス圏で取引きを終えた。翌日の米雇用統計発表を控え、全体的に様子見ムードが漂う中、外国為替市場では早朝からドルがユーロに対して軟調に推移。ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたほか、この日はショートカバーなどの買いも見られ序盤より小高く推移した。また、トランプ米政権が2000億ドル相当の中国製品に追加関税を課す貿易制裁を週内にも発動する構えを見せており、米中間の貿易摩擦激化に対する懸念がくすぶっていることも安全資産とされる金需要を促し、この日も買い優勢で取引きを終えた。
国内の金相場は、NY市場では買い優勢で推移したものの、為替が円高に傾斜した事を受けて反落。買取ベースでは1gあたり4,572円(-30円)と、本日はマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
09/07 4572円 (-30円)
09/06 4602円 (+27円)
09/05 4575円 (-12円)
09/04 4587円 (+1円)
09/03 4586円 (+5円)
08/31 4581円 (-53円)
08/30 4634円 (+35円)
08/29 4599円 (-35円)
08/28 4634円 (+15円)
08/27 4619円 (+78円)
直近10日間の金相場平均価格:4,599円/g
【パラジウム相場】6日のNYパラジウム相場は、一部で利確売りが出るも、ドル安による割安感が意識され小反発。中心限月の12月限は1トロイオンス962.10ドル(+0.90ドル)と、横ばい圏ながら小幅に値を上げ、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日のパラジウムは、全体的に小動きな展開となる中、序盤は利益確定を目的とした売りが先行し小安く推移した。その後、日中取引きではドルがユーロなどに対して軟化した事を受けて、ドル建て商品は堅調な展開に。パラジウムも他貴金属の上昇につれて反転し、相場は一時974ドル超まで上げ幅を拡大した。ただ、その後はドル安が一服したほか、米中貿易摩擦への警戒感、利益確定売りなども出て、結局引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。
国内のパラジウムは、為替が円高に傾斜した事を受けて続落。買取では1gあたり3,661円(-43円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/07 3661円 (-43円)
09/06 3704円 (-17円)
09/05 3721円 (+22円)
09/04 3699円 (-5円)
09/03 3704円 (+32円)
08/31 3672円 (+22円)
08/30 3650円 (+91円)
08/29 3559円 (-32円)
08/28 3591円 (+38円)
08/27 3553円 (+92円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,631円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。14:40現在の金相場は1トロイオンス1203.40ドル、パラジウムは965.15ドル、為替は1$110円60銭前後の値動きで推移しております。