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【金相場】先週末28日のNY金相場は続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1175.50ドル(-22.0ドル)と、中心終値では13日相場以来およそ2週間ぶりの安値で取引きを終了。この日の金相場は、感謝祭明けの薄商いの中、前日の石油輸出国機構(OPEC)による減産見送り決定をきっかけとした原油相場の急落を受け、金もインフレ期待の低下に相場を圧迫されて売りが優勢の展開となった。また、外為市場ではドルが再び上昇に転じた事も金にとってはマイナス材料となり、結局終値では3営業日続落し、およそ2週間ぶりの安値で月末の取引きを終えた。
先週末(28日)のNY金相場は、前週末(21日)終値比 1トロイオンス-22.2ドル(-1.8%)と3週間ぶりにマイナスで越週となりました。4営業日(24日~28日) の金平均価格は1トロイオンス1191.45ドルと、前週平均比(17日~21日 :1192.62ドル)では、-1.17ドル(約-0.1%)。 4営業日の値動きは以下の通り。
《NY金相場 先週の値動き(24日~28日)》
11/24 1195.70ドル (-2.00ドル)
11/25 1197.10ドル (+1.40ドル)
11/26 1197.50ドル (+0.40ドル)
11/27 感謝祭の為、休場
11/28 1175.50ドル (-22.0ドル)
※前週末比:1トロイオンス-22.2ドル(-1.8%)
(4営業日の金平均価格:1トロイオンス1191.45ドル)
国内の金相場は前週末の海外相場を映して大きく値を下げ続落。買取ベースでは1gあたり4,706円(-115円)と、11月14日相場以来およそ2週間ぶりの安値となりました。
【パラジウム相場】先週末28日のNYパラジウム相場は3営業日続伸。中心限月の3月限は813.30ドル(+10.80ドル)と、中心終値では月初来高値を上抜き、9月24日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値を付けて取引きを終了。この日の貴金属市場は、原油価格に連動しパラジウムを除いて軟調に推移。パラジウムは原油価格の下落を背景に、物価上昇の抑制から景気浮上感が台頭した事で買いが優勢となった。また、年末を前に需要が旺盛となるとの見方や、供給不足による警戒感、月末の持ち高調整から上げ幅を拡大し、中心終値ではおよそ2ヶ月ぶり(9月24日相場来)の高値と、価格水準を一段切り上げて11月の取引きを終えた。ただ、原油安はドル高要因とされ、モノの価格が下がれば相対的にマネーの価値が上がるだけでなく、資源国通貨が売られる事でドルが相対的に上昇し、ドル建ての貴金属も下押されるとの観測から上値は重い展開となった。
先週(24日~28日)のNYパラジウム相場は24日を除いてプラス圏で推移。週末終値(28日:813.30ドル)では、前週末終値(21日:794.90ドル)に対して1トロイオンス+18.40ドル(+2.2%)と、2週連続で前週比プラスで越週となり、水準を一段切り上げて推移しました。(2週の上げ幅+41.95ドル:+5.2%)4営業日のパラジウム平均価格は1トロイオンス800.37ドル。
《NYパラジウム相場 先週の値動き(24日~28日)》
11/24 790.10ドル (-4.80ドル)
11/25 795.60ドル (+5.50ドル)
11/26 802.50ドル (+6.90ドル)
11/27 感謝祭の為、休場
11/28 813.30ドル (+10.80ドル)
※前週末比:1トロイオンス+18.40ドル(+2.2%)
(4営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス800.37ドル)
国内のパラジウム相場は小幅に値を下げ反落。買取では1gあたり3,224円(-5円)と、ほぼ横ばいながら小反落し、3営業日ぶりにマイナスに転じました。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。