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【金相場】25日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策会合を控えて様子見ムードが広がる中、横ばいで推移。中心限月の12月限は1トロイオンス1205.10ドル(+0.70ドル)と、小幅ながら続伸して取引きを終了。25日-26日にわたって開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げが決定されることは相場にほぼ織り込み済みだが、FOMC終了後の声明公表や金利見通しの内容を見極めたいとの思惑から、この日は終始様子見ムードが広がり、全体的に小動きな展開となった。途中、イタリアの予算案合意観測が出ると、外国為替市場ではユーロ高に振れ、ドル建ての金商品も割安感から上昇しプラス圏に浮上した。
国内の金相場は、横ばい圏ながら小幅高に振れたNY相場を映して反発。買取ベースでは1gあたり4,674円(+23円)と、値を上げプラス圏で推移しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
09/26 4674円 (+23円)
09/25 4651円 (-29円)
09/21 4680円 (+30円)
09/20 4680円 (+13円)
09/19 4637円 (+23円)
09/18 4614円 (-26円)
09/14 4640円 (+12円)
09/13 4628円 (+22円)
09/12 4606円 (+21円)
09/11 4585円 (+13円)
直近10日間の金相場平均価格:4,637円/g
【パラジウム相場】25日のNYパラジウム相場は、ユーロ高・ドル安を背景とした買いから堅調地合いを維持し上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1053.80ドル(+2.20ドル)と、直近では最長(2014年6月末〜7月初以来)の10営業日続伸。中心終値では前日相場と同様に2月26日相場以来およそ7ヶ月ぶりの高値を継続して取引き終了。この日のパラジウムは、前日までの連騰から一部で利益確定を目的とした売りが出たほか、米中貿易摩擦の長期化観測や米政治不安などが意識され序盤は売りが先行した。その後、発表された米国消費者信頼感指数が予想に反して上昇した事で相場も反転。外国為替市場ではユーロ高・ドル安に振れた事もドル建てのパラジウムに割安感を与え、相場は一時1058.50ドルと1月下旬以来の高値を付ける場面もあった。本日を含めた10日間の上げ幅は+92.00ドル(+8.7%)
国内のパラジウムは、NY市場では上値追いの展開となり高値を更新したものの、横ばい圏で推移し前日比変わらず。買取では1gあたり4,072円(±0円)と、値動きはなく、前日付けた一段高(1月26日相場以来およそ8ヶ月ぶり水準)で高止まりとなりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/26 4072円 (±0円)
09/25 4072円 (+54円)
09/21 4018円 (+71円)
09/20 3947円 (+81円)
09/19 3866円 (+124円)
09/18 3742円 (±0円)
09/14 3742円 (+38円)
09/13 3704円 (±0円)
09/12 3704円 (±0円)
09/11 3704円 (±0円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,857円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:10現在の金相場は1トロイオンス1205.30ドル、パラジウムは1054.95ドル、為替は1$112円90銭前後の値動きで推移しております。