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2018年10月09日NY相場の値動きを映して、連休明けの国内貴金属はパラジウムを除いてマイナス圏へ↓

【金相場】週明け8日のNY金相場は、対ユーロでのドル高を背景に売りが優り反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1188.60ドル(-17.00ドル)で、取引きを終了。この日は外国為替市場で未明から徐々にユーロ安・米ドル高の相場展開となったことからドル建ての金商品は割高感が意識されたことや、米国金利の先高観は後退していないことが金の売りを促し軟調な展開となった。安全逃避的な金買いは抑制されており、ポジション調整目的とみられる売りがやや多かったようだ。

連休明けの国内金相場は、軟調となった週明けのNY市場を映して3日続落。買取ベースでは1gあたり4,636円(-66円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

10/09  4636円 (-66円)

10/05  4702円 (-18円)

10/04  4720円 (-5円)

10/03  4725円 (+52円)

10/02  4673円 (+5円)

10/01  4668円 (+48円)

09/28  4620円 (-21円)

09/27  4641円 (-33円)

09/26  4674円 (+23円)

09/25  4651円 (-29円)

09/21  4680円 (+30円)

直近10日間の金相場平均価格:4,671円/g


【パラジウム相場】週明け8日のNYパラジウム相場は、為替がドル高に振れるも引き続き堅調地合いを維持して上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1068.90ドル(+11.80ドル)と、月初来高値を抜いて、先月末28日相場以来およそ1週間半ぶりの高値を付けて取引きを終了。この日のパラジウムは、買いが優った前週末相場の流れを引き継ぎ序盤より小高く推移した。一方、外国為替市場ではユーロ安・ドル高が進んだ事から一時下押される場面もあったが、供給逼迫への先行き不安や、米国株の反発、テクニカルな買いが支えとなり、高値圏で取引きを終えた。

連休明け国内パラジウムは、週末・週明けのNY相場が急伸した事を映して上昇。買取では1gあたり4,142円(+43円)と反発し、1日相場(約1週間)ぶりの高値に値戻しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

10/09  4142円 (+43円)

10/05  4099円 (-27円)

10/04  4126円 (+33円)

10/03  4093円 (-22円)

10/02  4115円 (-54円)

10/01  4169円 (-27円)

09/28  4196円 (+92円)

09/27  4104円 (+32円)

09/26  4072円 (±0円)

09/25  4072円 (+54円)

09/21  4018円 (+71円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,119円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:15現在の金相場は1トロイオンス1193.95ドル、パラジウムは1070.35ドル、為替は1$113円10銭前後の値動きで推移しております。