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2014年12月08日円安要因から国内金相場は反発↑再び直近高値圏へ上伸。

先週末5日のNY金相場は続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1190.40ドル(-17.3ドル)と、良好な内容となった米の雇用統計を受け、ドル高が進行した事から金は相場を圧迫されて売りが優勢となった。序盤は米の11月雇用統計の発表を前に売り買いまちまちの展開となり、1200ドル近辺でもみ合ったが、発表された雇用統計が前回値・市場予想を共に上回り良好な内容となった事から、外為市場でドルが上昇。ドル建ての金は割高感から相対的に売られマイナス圏に沈んだ。また、堅調な米雇用統計を背景に早期利上げ観測が改めて意識された事も相場の下押し材料となり、前週末の終値以来およそ一週間ぶりの安値で今週の取引きを終えた。

先週末(5日)のNY金相場は、前週末(28日)終値比 1トロイオンス+14.90ドル(+1.25%)と、プラスで越週となりました。5営業日(1日~5日) の金平均価格は1トロイオンス1204.86ドルと、前週平均比(21日~28日 :1191.45ドル)では、+13.41ドル(+1.11%)。 5営業日の値動きは以下の通り。


《NY金相場 先週の値動き(1日~5日)》

12/01   1218.10ドル (+42.60ドル)

12/02   1199.40ドル (-18.70ドル)

12/03   1208.70ドル (+9.30ドル)

12/04   1207.70ドル (-1.00ドル)

12/05   1190.40ドル (-17.30ドル)
※前週末比:1トロイオンス+14.90ドル(+1.25%)

(5営業日の金平均価格:1トロイオンス1204.86ドル)


国内金相場は円安要因から反発。買取ベースでは1gあたり4,967円(+16円)と、前営業日の下げ幅をほぼ値戻し再び直近高値圏へ上伸しました。



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1194.25ドル前後の値動きで推移しております。