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2018年11月14日国内貴金属軒並み値を上げ反発↑金は3営業日ぶりに値を上げ、パラジウムは4営業日ぶりにプラス圏へ。

【金相場】13日のNY金相場は、ドル高進行やポジション調整を含んだ売りに押され4営業日続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1201.40ドル(-2.10ドル)と、この日も売り優勢で取引きを終了。イタリアの財政不安などを背景に、この日も外国為替市場では朝方までドル高・ユーロ安基調が継続。ドル建てで取引される金は割高感に圧迫され序盤より軟調に推移した。ただその後は、米株市場が不安定な値動きを続ける中、安全資産として買い戻される場面が見られたほか、昼ごろにかけてドルが対ユーロで下落に転じたことから、金相場は下げ幅を縮小した。

国内の金相場は、NY市場では引き続きドル高に圧迫されるも、為替が円安に傾斜した事を映して上昇。買取ベースでは1gあたり4,729円(+21円)と、3営業日ぶりに反発し、プラス圏に反転しました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

11/14  4729円 (+21円)

11/13  4708円 (-46円)

11/12  4754円 (-45円)

11/09  4799円 (+3円)

11/08  4796円 (-2円)

11/07  4798円 (-2円)

11/06  4800円 (-12円)

11/05  4812円 (+22円)

11/02  4790円 (+65円)

11/01  4725円 (-29円)

直近10日間の金相場平均価格:4,771円/g


【パラジウム相場】13日のNYパラジウム相場は、このところの安値反動による買い戻しから上昇し反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1092.10ドル(+6.50ドル)と、4営業日ぶりにプラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、引き続きドル堅調な動きを眺めて時間外取引きでは売りが先行し小安く推移した。一方、前日までの売り過剰感が意識されると、安値拾いの買い戻しが入り相場は買い戻しに反転。押し目買いもあって、相場は一時1098ドル台まで上げ幅を拡大した。その後、イタリアの財政不安や、米国株の不安定な値動きが意識され、上値追いは一服した。

国内のパラジウムは、安値反動から買い戻されたNY相場を映して上昇。買取では1gあたり4,320円(+70円)と、4営業日ぶりに値を上げ再度4,300円台に浮上しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

11/14  4320円 (+70円)

11/13  4250円 (-81円)

11/12  4331円 (-43円)

11/09  4374円 (-5円)

11/08  4379円 (+59円)

11/07  4320円 (-49円)

11/06  4369円 (+65円)

11/05  4324円 (+97円)

11/02  4207円 (+54円)

11/01  4153円 (+6円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,301円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:40現在の金相場は1トロイオンス1207.90ドル、パラジウムは1096.85ドル、為替は1$113円95銭前後の値動きで推移しております。