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【金相場】週明け17日のNY金相場は、ドル安・ユーロ高の進行に伴う割安感から買われ3営業日ぶりに反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1251.80ドル(+10.40ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日の外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てで取引される金などの商品は割安感から序盤より買いが先行した。また、欧米の主要株価が全面安となり、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産として金を買う動きも見られ、高値圏で取引きを終えた。市場の注目は18、19両日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)に集まっている。今会合での追加利上げ決定はほぼ確実視されているが、世界的な景気減速懸念が浮上する中、来年以降の利上げ想定回数が下方修正されるかどうかが焦点となっている。
国内の金相場は、買い優勢となったNY相場を映して上昇。買取ベースでは1gあたり4,832円(+5円)と、小幅ながらプラス圏に転じ反発しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
12/18 4832円 (+5円)
12/17 4827円 (-30円)
12/14 4857円 (+1円)
12/13 4856円 (+4円)
12/12 4852円 (+11円)
12/11 4841円 (+2円)
12/10 4839円 (+31円)
12/07 4808円 (-10円)
12/06 4818円 (+7円)
12/05 4811円 (-1円)
直近10日間の金相場平均価格:4,834円/g
【パラジウム相場】週明け17日のNYパラジウム相場は、リスク回避姿勢が旺盛となる中、ドル安要因や他貴金属の上昇が支援材料となり3営業日ぶりに反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1182.00ドル(+10.40ドル)と、買い優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが出た前週末相場の安値反動から、序盤より買い戻しが入り上昇した。また、発表された米国経済指標(NY連銀製造業景気指数・住宅市場指数)が冴えない内容となった事から、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進行。ドル建てのパラジウムは割安感が生じたほか、他貴金属の上昇も材料視され上げ幅を拡大。相場は一時1194ドル超まで上昇した。その後、欧米の主要株価が全面安となり、投資家のリスク回避姿勢が強まった事で、やや上値を抑えられるも、引き続きドル安が買い支えとなり、この日はプラス圏で取引きを終えた。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
国内のパラジウムは、買いが優ったNY相場を映して上昇。買取では1gあたり4,865円(+48円)と、プラス圏に転じ反発しました。
12/18 4865円 (+48円)
12/17 4817円 (-81円)
12/14 4898円 (+16円)
12/13 4882円 (+65円)
12/12 4817円 (+70円)
12/11 4747円 (+49円)
12/10 4698円 (+38円)
12/07 4660円 (-124円)
12/06 4784円 (+32円)
12/05 4752円 (+86円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:4,792円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1250.85ドル、パラジウムは1191.70ドル、為替は1$112円69銭前後の値動きで推移しております。