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11日のNYパラジウム相場は反落。中心限月の3月限は1トロイオンス819.60ドル(-1.80ドル)と、3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日はリスクオフがやや後退し、外為市場ではドルが上昇した事から、貴金属は割高感から相場を圧迫され総じて軟調に推移。パラジウムは米の経済指標が良好な内容となった事や、株式相場が上昇した事を背景に、買いが優勢で推移する場面もあったが、外為市場でドルが反発した事から相場を圧迫。また、原油安や、金・プラチナなど他貴金属が軟調に推移した事も下押し材料となり、この日は小幅ながら3営業日ぶりにマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は為替がドル高に振れた事から反発。買取では1gあたり3,310円(+48円)と昨日の下げ幅を値戻し、再び3,300円に価格をのせるなど一段高へ上昇しました。
今週5営業日のパラジウム相場は、値を上げた日が3日(8日・10日・12相場)、下げた日が2日(9日・11日相場)となっており、週初めの8日は前週末の海外相場高や、円安が進行した事から大きく上昇。1gあたり+75円値を伸ばし買取では3,326円/gと、国内では2001年2月23日相場以来およそ13年9カ月ぶりの高値を更新。また、同年同月ぶりに3,300円台へ価格をのせるなど一段高へ上伸しました。翌9日相場は海外相場では続伸したものの、市場ではリスクオフが台頭。為替が円高に振れた事から国内相場も反落し、以降昨日11日までは売り買いまちまちの値動きで推移。本日は米の経済指標が良好な内容となった事から再びドル買いが活発化。衆院選を前にした結果予測から円売りが進行した事もあり、円安要因から国内のパラジウムは上昇。再び3,300円台へ価格をのせるなど、8日相場に次いで今年2番目の高値に浮上しました。
週間の値動きでは最高値:3,326円(8日相場)、最安値:3,262円(11日相場)、平均価格は3293円/gと、平均では前週相場(1日~5日)の平均価格3242.4円/gに対し、gあたり+50.6円(+1.5%)と、7週連続で前週比プラスで推移。(7週の上げ幅+476.4円/g:+15.5%)
≪今週5営業日のパラジウム相場価格推移(買取ベース)≫
12/12 3310円 (+48円)
12/11 3262円 (-27円) ※最安値
12/10 3289円 (+11円)
12/09 3278円 (-48円)
12/08 3326円 (+75円) ※最高値
5営業日のパラジウム平均価格:3293円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。