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【金相場】週明け11日のNY金相場は、ドル高の進行を背景に売り押され反落。中心限月の4月限は1トロイオンス1311.90ドル(-6.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。この日、外国為替市場ではユーロに対してドル高が進行。ドル建てで取引される金商品に割高感が生じたため、相場は売り圧力がかかった。 ただ、米中通商協議の行方が依然予断を許さない上、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策運営が近い将来の利上げ打ち止めなど微妙な段階に入っていることから、安全資産として金を買い戻す動きも見られ、下値は限定的となった。
連休明けの国内金相場は、プラス圏で推移し上伸。買取ベースでは1gあたり4,952円(+18円)と続伸しました。
《直近10日間の金相場価格推移(買取)》
02/12 4952円 (+18円)
02/08 4934円 (+4円)
02/07 4930円 (-30円)
02/06 4960円 (+9円)
02/05 4951円 (±0円)
02/04 4951円 (+10円)
02/01 4941円 (+9円)
01/31 4932円 (+12円)
01/30 4920円 (+29円)
01/29 4891円 (+5円)
直近10日間の金相場平均価格:4,936円/g
【パラジウム相場】週明け11日のNYパラジウム相場は、ドル高進行や利益確定の売りが出た事でマイナス圏に沈下。中心限月の3月限は1トロイオンス1356.80ドル(-14.40ドル)と、7営業日ぶりに反落して取引きを終了。前週末8日には終値で史上最高値の1371.20ドルを記録するなど価格水準を切り上げていた事から、週明けのこの日は利益確定目的の売りが出やすく序盤より安寄りした。また、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行した事で割高感が意識されたほか、米国株が軟調となった事も材料となり相場を圧迫された。ただ、売り一巡後は買い戻しの動きも見られ、引けにかけては小動きな展開となった。
連休明けの国内パラジウムは、堅調地合いを維持し上伸。買取では1gあたり5,254円(+16円)と、連日で直近高値を抜いて、過去最高値を記録した先月18日相場(5,265円)以来およそ1ヵ月ぶりの高値水準に再浮上しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/12 5254円 (+16円)
02/08 5238円 (+38円)
02/07 5200円 (-11円)
02/06 5211円 (+38円)
02/05 5173円 (+70円)
02/04 5103円 (+49円)
02/01 5054円 (-38円)
01/31 5092円 (+43円)
01/30 5049円 (+49円)
01/29 5000円 (-92円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,137円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:25現在の金相場は1トロイオンス1312.90ドル、パラジウムは1362.50ドル、為替は1$110円50銭前後の値動きで推移しております。