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2019年04月17日国内貴金属は値動きがなかった銀を除いて軟調な展開に↓

【金相場】16日のNY金相場は、ドル高の台頭や世界的な株高に圧迫され売り優勢の展開に。中心限月の6月限は1トロイオンス1227.10ドル(-14.10ドル)と、続落して取引きを終了。この日は、中国人民銀行が金融緩和を再開したことや、ドイツの景況感指数が改善したほか、世界的に株がほぼ全面高となったことを受け、リスク回避目的としての金買い需要が後退。また、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進んだ事も、ドル建ての金商品には圧迫材料となった。

国内の金相場は、ドル高進行やリスクオフの流れからNY相場が圧迫された事を映して4日続落。買取ベースでは1gあたり4,929円(-36円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《直近10日間の金相場価格推移(買取)》

04/17  4929円 (-36円)

04/16  4965円 (-5円)

04/15  4970円 (-2円)

04/12  4972円 (-33円)

04/11  5005円 (+4円)

04/10  5001円 (+9円)

04/09  4992円 (+17円)

04/08  4975円 (-1円)

04/05  4976円 (+14円)

04/04  4962円 (+14円)

直近10日間の金相場平均価格:4,975円/g


【パラジウム相場】16日のNYパラジウム相場は、リスク選好意欲の高まりを受け買われる場面もあったが、ドル高や他貴金属の軟調さが意識されマイナス圏へ。中心限月の6月限は1トロイオンス1328.40ドル(-6.30ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日は投資家のリスク選好意欲が高まり、アジア株に続き欧州株価が堅調となった事で、パラジウムも時間外取引きでは買いが先行した。一方、外国為替市場ではドルが主要通貨に対して上昇。ドル建てのパラジウムは割高感が意識されたほか、軟調となった他貴金属につられジリジリと上げを消化する展開となった。その後、米国株の上昇を受けて買い戻しが入るも、引き続きドル高が圧迫材料となり、結局マイナス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、軟調となったNY相場を映してマイナス圏で推移。買取では1gあたり5,222円(-32円)と、値を下げ続落しました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

04/17  5222円 (-32円)

04/16  5254円 (-33円)

04/15  5287円 (+22円)

04/12  5264円 (-43円)

04/11  5308円 (+21円)

04/10  5287円 (-21円)

04/09  5308円 (+21円)

04/08  5287円 (±0円)

04/05  5287円 (-108円)

04/04  5395円 (-75円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,290円/g


12:10現在の金相場は1トロイオンス1279.85ドル、パラジウムは1335.65ドル、為替は1$111円96銭前後の値動きで推移しております。