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【金相場】7日のNY金相場は反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1210.70ドル(-8.70ドル)と、4営業日ぶりに値を下げ取引きを終了。この日の金相場は前日まで3日連続高で推移し、およそ1ヶ月ぶりの高値まで上伸した反動から利益確定売りに押され相場を圧迫。また、米の経済指標の1つである、12月ADP雇用統計が前回値・市場予想を共に上回り良好な内容となった事で、労働市場の改善期待を背景にドルが各主要通貨に対して上昇。ドル建ての金は割高感から売りが出た事や、株式相場が反発した事も下押し要因となり、4営業日ぶりにマイナス圏に沈んで取引きを終えた。
国内の金相場は為替が円安・ドル高に振れた事を映して続伸。買取ベースでは1gあたり4,979円(+11円)と5営業日続伸し、前日同様に先月12日相場以来およそ1か月ぶりの高値となりました。海外相場高や、為替要因から年明け以降全日プラス圏で推移している金相場は昨年末比では本日までにgあたり+99円(+2%)上伸しております。
《直近10営業日の金相場価格推移(買取ベース)》
01/08 4979円 (+11円) ※最高値
01/07 4968円 (+21円)
01/06 4947円 (+40円)
01/05 4907円 (+27円)
12/26 4880円 (+11円)
12/25 4869円 (-21円) ※最安値
12/24 4890円 (-23円)
12/22 4913円 (+9円)
12/19 4904円 (+34円)
12/18 4870円 (+44円)
直近10日間の金平均価格:4,913円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は反落。中心限月の3月限は1トロイオンス792.45ドル(-7.95ドル)と、前日の上げ幅を値戻し先月18日相場以来およそ3週間ぶりの安値で取引きを終了。この日発表されたユーロ圏の12月消費者物価指数が、2009年9月以来の低水準に落ち込んだ事から、インフレ率の低下懸念が一層強まりパラジウムは序盤から売りが優勢で推移。また、その後発表された米の経済指標(12月ADP雇用統計)が良好な内容となった事から、外為市場ではドルが各主要通貨に対して上昇。ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割高感から相場を圧迫されたほか、ギリシャ不安が引き続き意識された事も材料視され、この日はマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は反落。買取では1gあたり3,235円(-16円)と、昨日の上げ幅を値戻し反落となりました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移(買取ベース)》
01/08 3235円 (-16円)
01/07 3251円 (+16円)
01/06 3235円 (-32円)
01/05 3267円 (-76円)
12/26 3343円 (+17円)
12/25 3326円 (-17円)
12/24 3343円 (+65円) ※最高値
12/22 3278円 (+70円)
12/19 3208円 (+49円)
12/18 3159円 (+27円) ※最安値
直近10日間のパラジウム平均価格:3,265円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1212.55ドル、パラジウムは792.05ドル、為替は1$119円65銭前後の値動きで推移しております。