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【金相場】8日のNY金相場は続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1208.50ドル(-2.20ドル)と、小幅ながら値を下げ取引きを終了。この日は新規材料も乏しく全体的に薄商いの中、市場心理が改善されリスクオフムードが後退した事から金は売りが優勢となった。外為市場ではユーロ圏の弱い経済指標を背景に、欧州中央銀行(ECB)による追加の金融緩和観測が高まっている事から、ドルがユーロに対しおよそ9年ぶりの高値水準まで上昇。ドル建ての金は割高感から相場を圧迫された事や、米の株式相場が堅調に推移するなど、最近のリスク回避姿勢がやや緩和された事で、安全資産とされる金は売りが優勢となり小幅安で取引きを終えた。前日引け後に発表された米のFOMC議事要旨では、大方予想通りの内容となった事から相場への影響は限定的となり、間もなく発表される米の雇用統計を前に様子見となった。
国内の金相場は、為替がドル高・円安に振れた事から続伸。買取ベースでは1gあたり4,987円(+8円)と、小幅ながら値を上げ6営業日続伸。年明け以降全日プラス圏で推移し、前日同様に先月12日相場以来およそ1か月ぶりの高値水準となっております。
《年初来5営業日の金相場価格推移(買取ベース)》
01/09 4979円 (+11円) ※最高値
01/08 4979円 (+11円)
01/07 4968円 (+21円)
01/06 4947円 (+40円)
01/05 4907円 (+27円) ※最安値
年初来5営業日の金平均価格:4,958円/g
【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は反発。中心限月の3月限は1トロイオンス793.10ドル(+0.65ドル)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を上げて取引きを終了。この日の貴金属市場は新規材料も乏しく、売り買いまちまちの値動きで推移。パラジウムは序盤、ドル高に押される形で前日終値を下回り軟調に推移。一時790ドルを割るなど売り込まれる場面もあったが、米の株式相場が大きく上昇した事がプラスに働き徐々に下げ幅を縮小。また、原油相場がプラスに転じた事も支援材料となりマイナスサイドから反転、買いが優勢となった。
依然として弱いユーロ圏の経済指標を背景に、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和策が改めて意識され、外為市場ではこの日ユーロは対ドルでおよそ9年ぶりの安値を更新。ECBは今月22日に理事会を開く予定で、量的緩和策を打ち出すのではと市場では関心が高まっており、利上げ時期を探る米国との金融政策の方向性の違いが浮き彫りとなった。
国内のパラジウムはプラスに転じた海外相場や、為替要因から反発。買取では3,245円(+10円)と、小幅ながら値を上げました。
《年初来5営業日のパラジウム相場価格推移(買取ベース)》
01/09 3245円 (-16円)
01/08 3235円 (-16円)
01/07 3251円 (+16円)
01/06 3235円 (-32円) ※最安値
01/05 3267円 (-76円) ※最高値
年初来5営業日のパラジウム平均価格:3,247円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1213.65ドル、パラジウムは795.20ドル、為替は1$119円50銭前後の値動きで推移しております。