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【9日パラジウム相場】前週末9日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス800.15ドル(+7.05ドル)と、2営業日続伸して取り引きを終了。この日発表された米の雇用統計が、市場予想では上回ったものの、前回値に対して大きく下振れた事や、賃金の伸び率低下が示された事を背景に外為市場ではドルが下落。ドル建てのパラジウムは割安感から買われた事や、堅調に推移している他貴金属の値動きを眺めて上昇。途中、株式相場が売り込まれた事で値を下げる場面もあったが、週末を前にした持ち高調整から再び買い戻され、結局終値では3営業日ぶりに800ドルにのせて週末の取り引きを終えた。
週間5営業日のパラジウムは値を上げた日が3日(6日・8日・9日)、下げた日が2日(5日・7日)と、売り買いまちまちの値動きで推移し、週末終値(9日:800.15ドル)では、前週末終値(2日:794.85ドル)に対して1トロイオンス+5.30ドル(+0.6%)とプラスで越週。5営業日のパラジウム平均価格は1トロイオンス795.86ドルと、前週平均802.36ドルに対して-6.50ドル(-0.8%)となり、週間の値動きは以下の通り。
《NYパラジウム相場 先週の値動き(5日~9日)》
01/05 793.20ドル (-1.65ドル)
01/06 800.40ドル (+7.20ドル)
01/07 792.45ドル (-7.95ドル)
01/08 793.10ドル (+0.65ドル)
01/09 800.15ドル (+7.05ドル)
※前週末比:1トロイオンス+5.30ドル(+0.6%)
(5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス795.86ドル)
【12日パラジウム相場】週明け12日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス814.10ドル(+13.95ドル)と3営業日続伸し、先月26日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。この日の貴金属市場は先週末に続いて総じて堅調に推移。パラジウムは外為市場でドルが軟調に推移した事から割安感から買われ上伸。途中、株式相場や原油相場の下落につられ値を下げる場面もあったが、堅調に推移している金やプラチナの値動きを眺めて再び買いが優勢となり上げ幅を拡大。結局終値では12月26日相場以来およそ3週間ぶりの高値を付けて取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は一段高をつけた海外相場を映して続伸。買取では1gあたり3,267円(+22円)と2営業日値を伸ばし、年初につけた月初来高値と同額まで値戻しました。