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【金相場】17日のNY金相場は、対ユーロでのドル安を背景に買いが入り反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1423.30ドル(+12.10ドル)と、買い優勢で取引きを終了。米商務省が発表した6月の住宅着工件数と建設許可件数がいずれも冴えない内容となったことから、対ユーロでドル安が進行。ドル建てで取引される金商品の割安感につながったほか、株安や米国の利下げ観測が意識され、金には買いが入った。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が17日午後に発表した全国12地区の連銀景況報告(ベージュブック)によると、景気は「緩やかに拡大」。前回6月から判断を据え置いたが、貿易摩擦で先行きに懸念が広がっていると指摘され、今月末の金融政策会合での利下げ判断を後押しする可能性もあり、発表後の金相場は上げ幅を拡大する展開となった。
国内の金相場は、買い優勢となったNY相場高を映して上昇。買取ベースでは1gあたり5,289円(+60円)と、高値水準に再浮上しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/18 5289円 (+60円)
07/17 5229円 (-25円)
07/16 5254円 (+4円)
07/12 5250円 (-50円)
07/11 5300円 (+74円)
07/10 5226円 (+12円)
07/09 5214円 (+9円)
07/08 5205円 (-37円)
07/05 5242円 (-6円)
07/04 5248円 (-33円)
10日間の金相場平均価格:5,246円/g
【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、前日の売り過剰感から安値拾いの買いが入り反発。中心限月の9月限は1トロイオンス1543.20ドル(+26.90ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、序盤は前日終値を挟んでもみ合いとなり売り買いが交錯した。その後、発表された6月の米住宅着工件数が2カ月連続で前月比マイナスとなり低調な結果となると、外国為替市場ではドル売りが台頭。ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割安感が意識され買いが優勢となった。また、前日の下げに対する売り過剰感から安値拾いが入り急反発。相場は一時1548.10ドルまで上昇するなど、この日は買い優勢となった。
国内のパラジウムは、買い戻されたNY相場を受けて小反発。買取では1gあたり5,681円(+6円)と、小幅ながら値を上げ、4営業日ぶりに反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/18 5,681円 (+6円)
07/17 5,675円 (-114円)
07/16 5,789円 (-27円)
07/12 5,816円 (-86円)
07/11 5,902円 (+113円)
07/10 5,789円 (-10円)
07/09 5,810円 (±0円)
07/08 5,810円 (+37円)
07/05 5,773円 (-27円)
07/04 5,800円 (+38円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,785円/g
12:25現在の金相場は1トロイオンス1425.85ドル、パラジウムは1543.30ドル、為替は1$107円75銭前後の値動きで推移しております。