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【金相場】週明け29日のNY金相場は、米中協議の行方を見極めたいとの思惑が強く積極的な商いが手控えられる中、小幅続伸して取引きを終了。中心限月の8月限は1トロイオンス1420.40ドル(+1.10ドル)と、横ばいながら買い優勢で取引きを終了。閣僚級の米中貿易協議への期待で安全逃避的な金買いはやや後退したが、米長期金利が伸び悩んだことから、押し目買いが入った。30日から2日間の日程で開催される連邦公開市場委員会(FOMC)では、FRBが0.25%の利下げを決めるとの見方が濃厚。会合後の記者会見で、パウエルFRB議長がその先の政策運営に関してどのような見解を示すかに市場の関心が集まっている。
国内の金相場は、小幅ながら上伸したNY相場や円安の流れを受け堅調な展開に。買取ベースでは1gあたり5,335円(+34円)と、先日19日に記録した歴代高値を上抜いて、史上最高値を更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/30 5335円 (+34円)
07/29 5301円 (+10円)
07/26 5291円 (-7円)
07/25 5298円 (+28円)
07/24 5270円 (-7円)
07/23 5277円 (-4円)
07/22 5281円 (-41円)
07/19 5322円 (+33円)
07/18 5289円 (+60円)
07/17 5229円 (-25円)
10日間の金相場平均価格:5,289円/g
【パラジウム相場】週明け29日のNYパラジウム相場は、安値拾いや押し目買いが入り上昇。中心限月の9月限は1トロイオンス1553.80ドル(+22.80ドル)と、3営業日ぶりに値を上げ、中心終値では15日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、安値拾いの買いに支えられ、序盤より堅調に推移した。また、今週上海で行われる米中両国の閣僚級貿易協議への期待感や、ユーロ高を受け上げ幅を拡大。相場は一時1560ドルまで値を伸ばす場面もあった。その後、FOMCを控え様子見ムードから手仕舞い売りも見られたが、堅調な他貴金属が意識され、そのまま高値圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買いが優った週明けのNY相場を映して急反発。買取では1gあたり5,794円(+108円)と、5,700円台に再浮上し、12日相場以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/30 5,794円 (+108円)
07/29 5,686円 (-6円)
07/26 5,692円 (-16円)
07/25 5,708円 (+16円)
07/24 5,648円 (+16円)
07/23 5,632円 (+54円)
07/22 5,578円 (-27円)
07/19 5,605円 (-76円)
07/18 5,681円 (+6円)
07/17 5,675円 (-114円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,670円/g
11:30現在の金相場は1トロイオンス1424.35ドル、パラジウムは1549.85ドル、為替は1$108円77銭前後の値動きで推移しております。