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【金相場】20日のNY金相場は、ドル安が支援材料となり上昇。中心限月の12月限は1トロイオンス1515.70ドル(+4.10ドル)と、3営業日ぶりに小反発して取引きを終了。中国の華為技術(ファーウェイ)を巡る米中の対立や、英国の合意なき欧州連合(EU)離脱に対する懸念を受けて、金は安全資産として序盤より買いが入り上昇した。また、前日までの下げに対する安値拾いが入ったほか、外国為替市場ではドルが下落した事で、割安感が意識された事も金への買い材料となった。ただ、翌21日に発表を控える7月30、31日両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や、週末のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えて様子見ムードも広がり、相場の値動きは限定的だった。
国内の金相場は、買い優勢となったNY相場を映して反発。買取ベースでは1gあたり5,504円(+26円)と、プラス圏に反転し、再度5,500円台に浮上しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/21 5504円 (+26円)
08/20 5478円 (-32円)
08/19 5510円 (+41円)
08/09 5469円 (-18円)
08/08 5487円 (+87円)
08/07 5400円 (+48円)
08/06 5352円 (+74円)
08/05 5278円 (-40円)
08/02 5318円 (+37円)
08/01 5281円 (-57円)
10日間の金相場平均価格:5,408円/g
【パラジウム相場】20日のNYパラジウム相場は、ドル安やテクニカル要因から買い地合いが継続し4日続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス1489.70ドル(+15.40ドル)と、月初来高値を抜いて、先月末31日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。堅調となった前3日間の買い地合いを引き継ぎ、この日のパラジウムも時間外取引より値を伸ばし上昇した。また、外国為替市場ではドルがユーロに対して下落した事や、テクニカルな買いも入り上げ幅を拡大。相場は一時1490.90ドルまで上昇するなど一段高となった。途中、株安を受けて上値を重くする場面も見られたが、引き続き買い地合いが継続し、この日もプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、引き続き堅調地合いとなったNY相場を映して4日上伸。買取では1gあたり5,427円(+16円)と、前日相場同様に1日以来およそ3週間ぶりの高値を更新しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/21 5,427円 (+16円)
08/20 5,411円 (+103円)
08/19 5,308円 (+129円)
08/09 5,179円 (+6円)
08/08 5,173円 (-65円)
08/07 5,238円 (+81円)
08/06 5,157円 (+27円)
08/05 5,130円 (-200円)
08/02 5,330円 (-335円)
08/01 5,665円 (+6円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,302円/g
12:25現在の金相場は1トロイオンス1506.70ドル、パラジウムは1483.15ドル、為替は1$106円48銭前後の値動きで推移しております。