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2019年08月27日金相場は上値追いが一服した一方、パラジウムはプラスサイドに転じ反発↑

【金相場】週明け26日のNY金相場は、米中貿易摩擦の行方に注目が集まる中、売り買いが交錯。中心限月の12月限は1トロイオンス1537.20ドル(-0.40ドル)と、横ばい圏で取引きを終了。米中貿易摩擦を巡る先行き不透明感から、リスク回避目的の資金が金商品へと向かい、前週末には2013年4月相場以来およそ6年4ヵ月ぶりの高値を記録していた。ただ、対決姿勢を鮮明にしていたトランプ大統領が、G7で米中交渉再開に前向きな姿勢を示すと、貿易戦争に対する過度の懸念が後退。米株相場が堅調に推移したほか、外国為替市場ではドルが対ユーロで上伸し、この日は上値追い一服となった。

国内の金相場は、リスクオフの流れが一服した事を受けて反落。買取ベースでは1gあたり5,552円(-18円)と、前日に記録した史上最高値から後退し、上値追い一服となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

08/27  5552円 (-18円)

08/26  5570円 (+100円)

08/23  5470円 (-32円)

08/22  5502円 (-2円)

08/21  5504円 (+26円)

08/20  5478円 (-32円)

08/19  5510円 (+41円)

08/09  5469円 (-18円)

08/08  5487円 (+87円)

08/07  5400円 (+48円)

10日間の金相場平均価格:5,494円/g


【パラジウム相場】週明け26日のNYパラジウム相場は、米中貿易摩擦を巡る過度な警戒感が緩和した事を受け買い戻しが活発化。中心限月の9月限は1トロイオンス1472.30ドル(+18.00ドル)と、買い優勢で取引きを終了。米中貿易摩擦を巡る不透明感から、リスク回避姿勢が高まりパラジウムは時間外取引では安寄りした。ただ、売り一巡後は値ごろ感が意識され安値拾いが入ったほか、対決姿勢を鮮明にしていたトランプ大統領が、G7で米中交渉再開に前向きな姿勢を示すと買い戻しが台頭。ドル高に抑えられる場面もあったが、米国株が堅調に推移するなど投資家心理の改善からパラジウムも買われ、この日はプラス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、買い戻しが優勢となった週明けのNY相場を映し上昇。買取では1gあたり5,368円(+76円)と、値を上げ反発しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

08/27  5,368円 (+76円)

08/26  5,292円 (-140円)

08/23  5,432円 (+54円)

08/22  5,378円 (-49円)

08/21  5,427円 (+16円)

08/20  5,411円 (+103円)

08/19  5,308円 (+129円)

08/09  5,179円 (+6円)

08/08  5,173円 (-65円)

08/07  5,238円 (+81円)

10日間のパラジウム相場平均価格:5,321円/g


12:45現在の金相場は1トロイオンス1531.55ドル、パラジウムは1473.90ドル、為替は1$105円73銭前後の値動きで推移しております。