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2019年09月25日金・パラジウムはそれぞれ上値追いの展開となり、共に史上最高値を更新↑

【金相場】24日のNY金相場は、米政治不安などを意識した買いが入り上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1540.20ドル(+8.70ドル)と、中心終値では2013年4月11日相場(およそ6年5ヵ月ぶり)の高値を記録した4日相場(3週間)ぶりの高値で取引きを終了。この日発表された9月の米国消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことから、ドル安に振れる中、金は割安感が意識され買いが入った。また、トランプ米大統領が国連で中国の通商慣行を厳しく非難したことや、大統領弾劾を巡る不透明感を受け、投資家が運用リスクを回避する動きを強めたことで、金への逃避需要が旺盛となり、この日も堅調地合いの展開となった。

国内の金相場は、一段高となったNY相場を映して3営業日続伸。買取ベースでは1gあたり5,665円(+15円)と、歴代高値を記録した5日相場と並び、史上最高値水準に再浮上しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

09/25  5665円 (+15円)

09/24  5650円 (+62円)

09/20  5588円 (+8円)

09/19  5580円 (-21円)

09/18  5601円 (+21円)

09/17  5580円 (-13円)

09/13  5593円 (+36円)

09/12  5557円 (+34円)

09/11  5523円 (-14円)

09/10  5537円 (-14円)

09/09  5551円 (-41円)

10日間の金相場平均価格:5,587円/g


【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は、ドル安や供給不安の高まりを背景に買い地合いが継続して上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1646.40ドル(+20.80ドル)と、4営業日続伸し、前日に続いて史上最高値を記録して取引きを終了。9月米消費者信頼感指数が市場予想を下回ったこと、トランプ米大統領が国連で中国の通商慣行を厳しく非難したこと、大統領弾劾を巡る不透明感を受け、外国為替市場ではドル安が進行。ドル建てのパラジウムは、割安感が意識され買いが先行した。また、供給逼迫を背景に、前日には一代高値を更新した勢いを引き継ぎ、上げ幅を拡大。そのまま堅調地合いを維持し、20ドル以上の上げ幅で引けた。

国内のパラジウムは、一代高値を再更新するなど堅調となったNY相場を映して上伸。買取では1gあたり6178円(+27円)と、連日で歴代高値を更新となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/25  6178円 (+27円)

09/24  6151円 (+130円)

09/20  6021円 (+113円)

09/19  5908円 (-5円)

09/18  5913円 (-54円)

09/17  5967円 (-16円

09/13  5983円 (+129円)

09/12  5854円 (+98円)

09/11  5756円 (+75円)

09/10  5681円 (+38円)

09/09  5643円 (-86円)

10日間のパラジウム相場平均価格:5,941円/g


12:10現在の金相場は1トロイオンス1531.25ドル、パラジウムは1645.10ドル、為替は1$107円36銭前後の値動きで推移しております。