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2019年09月30日国内金相場はマイナス圏での値動きとなった一方、パラジウムは歴代高値を上抜き史上初の6,200円台に突入↑

【金相場】週末27日のNY金相場、米追加利下げをめぐる思惑から売りが優勢となり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1506.40ドル(-8.80ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。相場は朝方から売りが先行し序盤より売りが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが、今後の追加利下げについて慎重な姿勢を相次いで示したことも、金利を生まない資産である金の重しになった。ただ、市場のリスク警戒感は依然根強く、押し目買いが入り下げ幅を縮小。大手銀が公表した週間調査によると、25日までの1週間は、米中貿易協議をめぐる不透明感や米政局不安などを背景に安全資産としての金需要が拡大し、貴金属ファンドに過去2番目の規模の資金が流入したと伝わった。その事から、利益を確定する動きも見られたが、米トランプ政権は米証券取引所に上場する中国株の廃止を検討していると一部で報じられたことで、安全逃避の金買いが観測されており、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開となった。

国内の金相場は、週末のNY相場の値動きを映してマイナス圏へ。買取ベースでは1gあたり5,566円(-35円)と、なりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

09/30  5566円 (-35円)

09/27  5601円 (±0円)

09/26  5601円 (-64円)

09/25  5665円 (+15円)

09/24  5650円 (+62円)

09/20  5588円 (+8円)

09/19  5580円 (-21円)

09/18  5601円 (+21円)

09/17  5580円 (-13円)

09/13  5593円 (+36円)

10日間の金相場平均価格:5,603円/g


【パラジウム相場】週末27日のNYパラジウム相場は、テクニカル要因や需給逼迫への先行き不安から買われ上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1652.90ドル(+10.00ドル)と、連日で一代高値を上抜き、史上最高値を再更新して取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル高要因や利益確定の売りが先行し序盤は安寄りした。一方、売り一巡後は、安値拾いや需給逼迫の観点から買い戻しが旺盛となりプラス圏に浮上。テクニカルな買いも入って上げ幅を拡大し、結果この日も一代高値を再更新して取引きを終えた。

国内のパラジウムは、一代高値を再更新するなど堅調となったNY相場を映して上昇。買取では1gあたり6,275円(+81円)と、初の6,200円台を突破。連日で歴代高値を上抜き、史上最高値を再更新するなど価格水準を切り上げ中。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/30  6275円 (+81円)

09/27  6194円 (+87円)

09/26  6107円 (-71円)

09/25  6178円 (+27円)

09/24  6151円 (+130円)

09/20  6021円 (+113円)

09/19  5908円 (-5円)

09/18  5913円 (-54円)

09/17  5967円 (-16円

09/13  5983円 (+129円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,070円/g


13:55現在の金相場は1トロイオンス1495.75ドル、パラジウムは1663.80ドル、為替は1$107円85銭前後の値動きで推移しております。