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【金相場】27日のNY金相場は反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1291.70ドル(+12.30ドル)と、3営業日ぶりに値を上げて取引きを終了。朝方発表された米の経済指標(12月の米耐久財受注)が前回値・市場予想を共に大きく下回り低調な内容となった事から、米連邦準備理事会(FRB)が利上げ開始時期を想定より遅らせるのではとの観測が広がり外為市場ではドルが主要通貨に対して下落。ドル建ての金は割安感から買いが先行した。また、米の株式相場が大きく値を下げた事や、ウクライナ情勢の再緊迫化を背景にリスク回避姿勢が台頭。安全資産とされる金は上げ幅を拡大し一時1297ドルまで上伸する場面もあった。その後発表された1月の米消費者信頼感指数がおよそ7年ぶりの高水準となった事を受けてドルが反発。ドル高に押される形で金は上げ幅を縮小するも、結局引けまで高値圏を維持してこの日の取引きを終えた。 市場では本日から2日間(27日・28日)の日程で行われる連邦公開市場委員会(FOMC)に注目している。
国内の金相場はプラスに転じた海外相場高を映して反発。買取ベースでは1gあたり5,236円(+34円)と、昨日の下げ幅を値戻し3営業日ぶりに反発しました。
《本日までの1月金相場価格推移(買取)》
01/28 5236円(+34円)
01/27 5202円(-35円)
01/26 5237円(-61円)
01/23 5298円(+66円) ※最高値
01/22 5232円(-27円)
01/21 5259円(+98円)
01/20 5161円(-3円)
01/19 5164円(+125円)
01/16 5039円(+63円)
01/15 4976円(-19円)
01/14 4995円(-18円)
01/13 5013円(+26円)
01/09 4987円(+8円)
01/08 4979円 (+11円)
01/07 4968円 (+21円)
01/06 4947円 (+40円)
01/05 4907円 (+27円) ※最安値
1月現在までの金平均価格:5,094円/g
【パラジウム相場】27日のNYパラジウム相場は小反落。中心限月の3月限は1トロイオンス780.75ドル(-1.10ドル)と、小幅に値を下げ4営業日ぶりに反落して取引きを終了。パラジウムは序盤、前日まで3連日上昇した強気相場を引き継いで堅調に推移。また、ウクライナ情勢が再び悪化している事も警戒視され上げ幅を伸ばすも、この日発表された12月の耐久財受注が予想に反して大きく減少した事から相場は反転しマイナスサイドへ軟化。このほか企業決算が期待外れな内容となった事がきっかけとなり株式相場が軟調に推移した事で、景気に対する先行き懸念が強まった事も売り材料となった。その後発表された1月の米消費者信頼感指数が、およそ7年ぶりの高水準となった事を受けて再び上昇に転じるも、前日終値には届かずこの日は4営業日ぶりに値を下げて取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は前日比変わらず。買取では1gあたり3,137円(±0円)と、横ばいで推移しました。
《本日までの1月パラジウム相場価格推移(買取)》
01/28 3137円 (±0円)
01/27 3137円(+10円)
01/26 3127円(-16円)
01/23 3143円(+43円)
01/22 3100円(-48円)
01/21 3148円(+65円)
01/20 3083円(+43円)
01/19 3040円(-22円) ※最安値
01/16 3062円 (-70円)
01/15 3132円 (-151円)
01/14 3283円 (+16円) ※最高値
01/13 3267円 (+22円)
01/09 3245円 (+10円)
01/08 3235円 (-16円)
01/07 3251円 (+16円)
01/06 3235円 (-32円)
01/05 3267円 (-76円)
1月現在までのパラジウム平均価格:3,170円/g