相場情報

毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

相場情報

HOME > 相場情報

2015年01月29日海外相場が軟調に推移した事や、為替要因から国内金相場は反落↓

28日のNY金相場は反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1285.90ドル(-5.80ドル)と、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え全体的に薄商いとなった中、利益確定売りや調整目的としての売りが出た事からマイナス圏で取引きを終了。この日の金相場は、朝方からFOMC声明の結果を前に利益確定売りや、持ち高調整から売りが優勢となり金は軟調に推移。ドル高や、株高に押され一時1280ドルを割り込む場面もあったが、売り一巡後は安値拾いの買いや株価が値を下げた事を受けて金は徐々に下げ幅を縮小。また、中国の旧正月を前に実需筋からの買いが入った事や、ウクライナ緊迫化による米欧対ロシアの関係懸念が不安視された事が下支えとなり、下げ幅は限られた。その後、取引終了後に発表されたFOMC声明では、市場の予想通り現行のゼロ金利を据え置きし、金融政策正常化に向けて「忍耐強く」対応するとの指針を維持した。

米連邦準備理事会(FRB)は、27-28日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明で、「力強い雇用の増加」とともに「経済活動はしっかりしたぺースで拡大している」との認識を表明し、景気判断を上方修正した。また、利上げ決定に「忍耐強くいられる」と改めて表明する一方、一部のインフレ指標が低下していることも認めた。インフレ率については「短期的には一層の低下が見込まれる」としながらも、エネルギー価格下落の一時的な影響がなくなるのに伴い「中期的に2%に向けて徐々に上昇する」との見通しを示した。FRBは今回の声明で、「経済活動はしっかりしたぺースで拡大している」とし、前回の「緩やかなペースで拡大」から上方修正。年内に利上げを開始する姿勢を維持していることが示唆された。


国内の金相場は海外相場や、為替が円高に振れた事から反落。買取ベースでは1gあたり5194円(-42円)と、マイナスに転じました。

《本日までの1月金相場価格推移(買取)》

01/29  5194円(-42円)

01/28  5236円(+34円)

01/27  5202円(-35円)

01/26  5237円(-61円)

01/23  5298円(+66円) ※最高値

01/22  5232円(-27円)

01/21  5259円(+98円)

01/20  5161円(-3円)

01/19  5164円(+125円)

01/16  5039円(+63円)

01/15  4976円(-19円)

01/14  4995円(-18円)

01/13  5013円(+26円)

01/09  4987円(+8円)

01/08  4979円 (+11円)

01/07  4968円 (+21円)

01/06  4947円 (+40円)

01/05  4907円 (+27円) ※最安値

1月現在までの金平均価格:5,100円/g


11:30現在の金は1トロイオンス1280.45ドル、為替は1$118円03銭前後の値動きで推移しております。