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【金相場】18日のNY金相場は、ドル高・ユーロ安の進行に伴う割高感などに圧迫され小反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1478.70ドル(-1.90ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。新規の取引材料に乏しく、対ユーロでのドル相場の動きを眺めた商いが中心となった。この日の外国為替市場ではドル買い・ユーロ安がじりじりと進行。午前にドルがユーロに対して軟化した場面では金を買い戻す動きも見られ、一時プラス圏に浮上した。ただ、先週、米中両政府が貿易協議「第1段階」の正式合意を発表し、英国が来年1月末に欧州連合(EU)を離脱する見通しが強まったことで、市場ではリスク選好ムードが回復している事もあって、相場を圧迫された金は次第にマイナスサイドに反転した。しかし、いずれも最終決着していないことから、先行き不透明感は払拭されず、金相場は底堅さを保っている。また、米下院がこの日夜に行うトランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追案の採決を前に様子見姿勢も強く、全般的に商いは薄い展開となった。
国内の金相場は、前日比変わらずの展開に。買取ベースでは1gあたり5,670円(±0円)と、値動き無しの横ばい推移となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/19 5670円 (±0円)
12/18 5670円 (-1円)
12/17 5671円 (+13円)
12/16 5658円 (+34円)
12/13 5624円 (+4円)
12/12 5620円 (+30円)
12/11 5590円 (+25円)
12/10 5565円 (±0円)
12/09 5565円 (-55円)
12/06 5620円 (-11円)
10日間の金相場平均価格:5,625円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、前日同様にこのところの急騰に対する利確売りに押され続落。中心限月の3月限は1トロイオンス1896.20ドル(-22.40ドル)と、売り優勢で取引きを終了。米中貿易協議の合意や、英国への先行き不透明感が緩和するなど市場ではリスク選好ムードが回復する中、パラジウムは前週まで連日で最高値記録を更新するなど、このところの急騰に対する利確売りが優勢となり序盤より軟調となった。また、外国為替市場ではドル買いが進んだ事もあって、割高感が意識され易く相場の圧迫材料となった。
国内のパラジウムは、利確売りが出たNY相場を映して続落。買取では1gあたり7,403円(-61円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/19 7403円 (-61円)
12/18 7464円 (-148円)
12/17 7612円 (+159円)
12/16 7453円 (-44円)
12/13 7497円 (+242円)
12/12 7255円 (+44円)
12/11 7211円 (+72円)
12/10 7139円 (+27円)
12/09 7112円 (±0円)
12/06 7112円 (-5円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,326円/g
11:10現在の金相場は1トロイオンス1481.20ドル、パラジウムは1899.85ドル、為替は1$109円60銭前後の値動きで推移しております。