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2020年01月15日国内金相場は4営業日ぶりに反発したほか、パラジウムは昨年末から8連騰し初の8,400円台へ↑

【金相場】14日のNY金相場は、リスク選好意欲の高まりを背景に圧迫され続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1544.60ドル(-6.00ドル)で、取引きを終了。米中両国による貿易協議「第1段階」合意文書への署名を翌15日に控え、安全資産とされる金商品は前日に続いて売りが先行した。また、外国為替市場ではドル高に振れた事も圧迫材料となった。ただ売り一巡後は、アジア・欧州の株価がやや伸び悩む中で買い戻され下げ幅を縮小。14日朝に発表された2019年12月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る内容だった事から、ドル買いが一服。相対的に金には買い戻しが入り下値を支えられる展開となった。

国内の金相場は、引け後に買い戻されたNY相場を映して上昇。買取ベースでは1gあたり5,960円(+14円)と、4営業日ぶりに値を上げ反発しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/15  5960円 (+14円)

01/14  5946円 (-9円)

01/10  5955円 (±0円)

01/09  5955円 (-106円)

01/08  6061円 (+130円)

01/07  5931円 (+4円)

01/06  5927円 (+137円)

12/27  5790円 (+43円)

12/26  5747円 (-1円)

12/25  5748円 (+51円)

10日間の金相場平均価格:5,902円/g


【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、テクニカル要因やリスク選好意欲の高まりを背景に買い地合いが続き一代高値を更新。中心限月の3月限は1トロイオンス2123.30ドル(+44.22ドル)と3連騰し、初の2100ドルを突破。中心終値では前日に続いて史上最高値を記録して取引きを終了。中東リスクへの過度な警戒感が後退し、米中貿易への楽観的ムードの広がりから、リスク選好意欲の高まりを受けパラジウムも時間外取引きより上昇した。また、供給逼迫による先行き不安や、株式市場の上昇、テクニカルな買いも入り上げ幅を拡大。相場は一時2132ドルまで値を伸ばし一段高となった。その後、発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果となったことや、このところの急騰に対して一部で利確売りが出やすかった事から上値を抑えられる場面もあったが、ドル高一服を受けた割安感に買い支えられ、結局この日も記録的な高値で引けた。現在パラジウムは連日で史上最高値を更新するなど高騰中。昨年12月からの上げ幅では+298.60ドル(+14%)と、急速に価格水準を切り上げる結果となった。

国内のパラジウムは、一代高値となったNY相場を映し急騰。買取では1gあたり8,421円(+215円)と、昨年末27日から本日までに8連騰。初の8,400円台に突入し、8日間の上げ幅は+1,183円(+14%)と、連日で史上最高値を更新しております。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/15  8421円 (+215円)

01/14  8206円 (+115円)

01/10  8091円 (+39円)

01/09  8052円 (+346円)

01/08  7706円 (+11円)

01/07  7695円 (+121円)

01/06  7574円 (+259円)

12/27  7315円 (+77円)

12/26  7238円 (-22円)

12/25  7260円 (+71円)

10日間のパラジウム相場平均価格:7,756円/g


12:00現在の金相場は1トロイオンス1556.90ドル、パラジウムは2139.05ドル、為替は1$109円96銭前後の値動きで推移しております。