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【金相場】28日のNY金相場は、前日に約7年ぶりの高値を付けた事による利益確定の売りなどに押され、4営業日ぶりに反落。中心限月の2限月は1トロイオンス1569.80ドル(-7.60ドル)と、マイナス圏に転じて取引を終了。前日に7年ぶり高値を付けた反動から、この日は利益確定の売りが先行した。また、前日に急落した米株価がこの日は上伸。リスク回避ムードの後退で安全資産としての金が売られた面もあったほか、外国為替市場ではドル高・ユーロ安に振れたことも圧迫材料となった。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策発表を翌29日に控えて様子見ムードも広がり、相場の下値は限定的だった。
国内の金相場は、利確売りに押されたNY相場を映して3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり5,997円(-35円)と、上値追いが一服しマイナス圏に反転しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/29 5997円 (-35円)
01/28 6032円 (+11円)
01/27 6021円 (+39円)
01/24 5982円 (-19円)
01/23 6001円 (+14円)
01/22 5987円 (-33円)
01/21 6020円 (+14円)
01/20 6006円 (+19円)
01/17 5987円 (-8円)
01/16 5995円 (+35円)
10日間の金相場平均価格:6,003円/g
【パラジウム相場】28日のNYパラジウム相場は、リスク回避姿勢の緩和や、安値拾いなどから買われ反発。中心限月の3月限は1トロイオンス2185.10ドル(+11.50ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引を終了。前日までの下げに対する反動から、この日は時間外取引より買い戻しが入り反発。リスク回避姿勢がやや一服した事で米国株が反発したほか、押し目買いもあって相場は一時2240ドルまで上昇する場面もあった。その後、一部で利確売りが出た事や、ドル高に押されるも下支えが入り、2ケタ高を維持して引けた。
国内のパラジウムは、円高要因から上昇分を消化しマイナス圏へ。買取では1gあたり8,762円(-5円)と、小幅ながら値を落とし、4営業日続落しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/29 8762円 (-5円)
01/28 8767円 (-292円)
01/27 9059円 (-396円)
01/24 9455円 (-335円)
01/23 9790円 (+434円)
01/22 9356円 (-462円)
01/21 9818円 (+127円)
01/20 9691円 (+742円)
01/17 8949円 (+171円)
01/16 8778円 (+357円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,243円/g
14:00現在の金相場は1トロイオンス1570.55ドル、パラジウムは2212.70ドル、為替は1$109円19銭前後の値動きで推移しております。