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【金相場】5日のNY金相場は、安値拾いの買いが旺盛となり4営業日ぶりに反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1562.80ドル(+7.30ドル)と、買い優勢で取引きを終了。英スカイニューズ・テレビは5日、中国を中心に感染が拡大する新型コロナウイルスのワクチン開発について、英研究者チームが「大幅な前進」を遂げたことを明らかにしたと報道。4日には、中国の浙江大学の研究チームが新型肺炎治療に有効な薬剤を発見したと伝わり、早期封じ込めに対する期待が浮上した。これをきっかけに、市場のリスク回避ムードは後退。世界的に株価が持ち直したほか、外国為替市場ではドル買いが進行し金商品の割高感につながった事に加え、オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が朝方発表した1月の米民間就業者数が大幅に増加したことも、売り材料となり軟調となった。しかし、売り一巡後は安値拾いや、買い戻しの動きから相場はプラス圏に回復し、結局この日は4営業日ぶりに反発して引けた。
国内の金相場は、買い優勢となったNY相場を映して上昇。買取ベースでは1gあたり5,995円(+36円)と、値を上げ3営業日ぶりに反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/06 5995円 (+36円)
02/05 5959円 (-44円)
02/04 6003円 (-33円)
02/03 6036円 (+27円)
01/31 6009円 (-14円)
01/30 6023円 (+26円)
01/29 5997円 (-35円)
01/28 6032円 (+11円)
01/27 6021円 (+39円)
01/24 5982円 (-19円)
10日間の金相場平均価格:6,006円/g
【パラジウム相場】5日のNYパラジウム相場は、買いが膨らみ一代高値を記録した後、利確売りに押され7営業日ぶりにマイナス圏へ。中心限月の3月限は1トロイオンス2326.70ドル(-8.90ドル)と、反落して取引きを終了。前日には急騰し1月22日の歴代高値と並ぶなど買い優勢となった流れを引き継ぎ、この日のパラジウムは時間外取引きより堅調に推移。供給逼迫への警戒やテクニカルな買いが入ったほか、投資家心理の改善から株高に連れて相場は一時大台の2400ドル超まで上げ幅をする場面もあった。しかし、外国為替市場ではドル高が進んだ事や、目先の利益を確定する売りに押され次第に売り優勢に反転。午後に入ると前日終値水準まで値を戻し、結局この日はマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、海外相場の引け後の戻り屋円安要因からプラス圏で推移し3日上伸。買取では1gあたり9,323円(+66円)と、前日同様に1月24日相場(9,455円)以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/06 9323円 (+66円)
02/05 9257円 (+446円)
02/04 8811円 (+192円)
02/03 8619円 (-135円)
01/31 8754円 (-38円)
01/30 8792円 (+30円)
01/29 8762円 (-5円)
01/28 8767円 (-292円)
01/27 9059円 (-396円)
01/24 9455円 (-335円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,960円/g
11:55現在の金相場は1トロイオンス1558.45ドル、パラジウムは2350.70ドル、為替は1$109円92銭前後の値動きで推移しております。