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【金相場】週末6日のNY金相場は、引き続きリスク回避を目的とした買いが継続し続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1672.40ドル(+4.40ドル)と、先月24日相場以来およそ1週間半ぶりの高値に戻して取引きを終了。新型コロナウイルスの感染者数が世界的に拡大を続け、景気減速懸念が強まっているほか、外国為替市場では対ユーロでドル安が進行。ドル建てで取引される金商品の割安感につながり、金の買いが継続し一時1690ドル超まで上昇する場面もあった。ただ、週末を控えた持ち高調整や、前日の急伸の反動から利益確定の売りも出やすかったほか、大きく下げてスタートした米国株が下げ幅を縮小した事で、金は上値を重くした。朝方発表された2月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数が市場予想を大幅に上回る内容だったものの、相場の反応は限定的だった。
国内の金相場は、週末のNY市場では買いが継続したものの円高要因から上げを消化され反落。買取ベースでは1gあたり6,197円(-46円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
03/09 6197円 (-46円)
03/06 6243円 (+61円)
03/05 6182円 (-22円)
03/04 6204円 (+129円)
03/03 6075円 (+58円)
03/02 6017円 (-293円)
02/28 6310円 (-54円)
02/27 6364円 (+28円)
02/26 6336円 (-61円)
02/25 6397円 (+42円)
10日間の金相場平均価格:6,233円/g
【パラジウム相場】週末6日のNYパラジウム相場は、買いが先行するも株安などリスクオフムードから軟化し売り優勢に。中心限月の6月限は1トロイオンス2439.20ドル(-30.20ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。前日は+80ドル超と大幅反発するなど買い優勢となった流れを引き継ぎ、この日も時間外取引では堅調に推移し20ドル程度の上げ幅を維持した。しかし、通常取引きに入ると相場は次第に売り優勢に反転。リスク回避ムードから米国株が大きく下げたほか、週末を控えた持ち高調整目的から上げ幅を縮小し、結局マイナス圏に反転する展開となった。
国内のパラジウムは、売り優勢となった週末のNY相場を映し続落。買取では1gあたり9,185円(-259円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/09 9185円 (-259円)
03/06 9444円 (-88円)
03/05 9532円 (+110円)
03/04 9422円 (-264円)
03/03 9686円 (-44円)
03/02 9730円 (-1193円)
02/28 10923円 (+71円)
02/27 10852円 (+435円)
02/26 10417円 (+143円)
02/25 10274円 (-358円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,947円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1704.55ドル、パラジウムは2400.80ドル、為替は1$102円34銭前後の値動きで推移しております。