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【金相場】週明け9日のNY金相場は反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1241.50ドル(+6.90ドル)と、先週末に大きく値を下げた反動から安値拾いの買いが入った事や、ギリシャ不安を背景に安全資産として買われ3営業日ぶりに反発して取引きを終了。この日の金相場は全体的に薄商いとなった中、先週末に急落した反動から序盤より買いが先行。また、ギリシャの金融支援を巡る同国と欧州連合(EU)との交渉への不透明感が意識され、ユーロ圏離脱も含めた先行き不安の高まりから米株式相場が軟調に推移。外為市場ではドルがユーロに対して上昇した事から上値は重かったものの、リスク回避の動きから安全資産として金は買われ、この日は3営業日ぶりにプラスに転じて取引きを終えた。
国内の金相場は週明けの海外相場がプラスに転じた事を映して反発。買取ベースでは1gあたり5,061円(+3円)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を上げ3営業日ぶりに反発しました。
《直近10営業日の金相場価格推移》
02/10 5061円 (+3円)
02/09 5058円 (-56円) ※最安値
02/06 5114円 (-22円)
02/05 5136円 (+31円)
02/04 5105円 (-42円)
02/03 5147円 (-21円)
02/02 5168円 (+42円)
01/30 5126円 (-68円)
01/29 5194円 (-42円)
01/28 5236円 (+34円) ※最高値
10日間の金平均価格相場:5,135円/g
【パラジウム相場】週明け9日のNYパラジウム相場は小幅続落。中心限月の3月限は1トロイオンス779.65ドル(-1.65ドル)と、小幅ながら値を下げ2営業日続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、先週末に値を下げた反動から序盤は前日終値を上回り買いが先行した。その後は、中国の貿易統計が市場予想を下回った事や、ギリシャの債務交渉をめぐる根強い不安から徐々に上げ幅を縮小。また、米株式相場が続落するなど軟調に推移した事も売り材料となり、結局終値ではマイナス圏に沈んでこの日の取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は反落。買取では3,164円(-17円)と、海外相場が値を下げた事から、国内相場も軟調に推移しマイナスに転じました。
《直近10営業日のパラジウム相場価格推移》
02/10 3164円 (-17円)
02/09 3181円 (+11円)
02/06 3170円 (-11円)
02/05 3181円 (+27円)
02/04 3154円 (-5円)
02/03 3159円 (+70円)
02/02 3089円 (-32円) ※最安値
01/30 3121円 (-70円)
01/29 3191円 (+54円) ※最高値
01/28 3137円 (0円)
10日間のパラジウム平均価格相場:3,155円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:00現在の金相場は1トロイオンス1241.90ドル、パラジウムは782.45ドル、為替は1$118円46銭前後の値動きで推移しております。