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【金相場】週明け30日のNY金相場は、米国株高を受け売り押され軟調に推移。中心限月の6月限は1トロイオンス1643.20ドル(-10.90ドル)と、続落して取引きを終了。30日のアジア市場では、株安を意識して金相場は時間外取引きでは買いが先行し一時1673.60ドルまで上昇した。しかし、新型コロナウイルスの大流行を受け、米国では総額2兆2000億ドルに上る大型経済対策が成立し早期実施への期待感が広がる中、株価が堅調に推移。リスク資産への資金流入を眺めて、金は売られやすい展開となった。ただ、米国の新型コロナ感染者は週末に急増。経済活動の縮小に伴う景気先行き不安から安全資産としての金需要は根強く、下値は限定的だった。
国内の金相場は、売り優勢となった週明けのNY相場を映し4営業日続落。買取ベースでは1gあたり6,086円(-12円)と、小幅ながら値を下げ、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
03/31 6086円 (-12円)
03/28 6098円 (-91円)
03/27 6189円 (-29円)
03/26 6218円 (-138円)
03/25 6356円 (+264円)
03/24 6092円 (+296円)
03/23 5796円 (+114円)
03/19 5682円 (-114円)
03/18 5796円 (+148円)
03/17 5648円 (-168円)
10日間の金相場平均価格:5,996円/g
【パラジウム相場】週明け30日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、小幅高に振れ3営業日ぶりに反発。中心限月の6月限は1トロイオンス2197.60ドル(+0.80ドル)と、横ばい圏ながらプラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、利確売りに押された前週末相場の流れを引き継ぎ、アジアや欧州時間など時間外取引きでは売りが先行し、一時2105ドル水準まで下げるなど軟調に推移していた。しかし、日中取引きに入ると値頃感から安値を拾われ相場は反転。また、米国株が堅調に推移しているのを眺めてパラジウムにも買いが入り、結局引けにかけてはプラスサイドに浮上する展開となった。
国内のパラジウムは、小幅ながらプラス圏に転じたNY相場や、為替が円安に傾斜した事を受け上昇。買取では1gあたり8,921円(+203円)と、前日の下げ分を戻し、3営業日ぶりに反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/31 8921円 (+203円)
03/30 8718円 (-220円)
03/27 8938円 (-170円)
03/26 9108円 (+1452円)
03/25 7656円 (+753円)
03/24 6903円 (+638円)
03/23 6265円 (+17円)
03/19 6248円 (+27円)
03/18 6221円 (+94円)
03/17 6127円 (-435円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,511円/g
12:10現在の金相場は1トロイオンス1620.55ドル、パラジウムは2199.40ドル、為替は1$108円48銭前後の値動きで推移しております。