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【金相場】15日のNY金相場は、前日に約7年半ぶりの高値を付けたことを受けて利益確定の売りなどが広がり5営業日ぶりに反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1740.20ドル(-28.70ドル)と、上値追いが一服して取引きを終了。前日までに4日続伸し、終値では2012年10月11日相場(約7年6ヶ月)ぶりの高値を記録するなど価格水準を切り上げていた事から、この日は概ね利益を確定する動きが広がった。また、米商務省が朝方発表した3月の小売売上高が、前月比-8.7%と低調な内容となった事を受け投資家心理が後退。株価が急反落する中、一部で損失補填売りが出たほか、ユーロに対してドル高が進んだ事も割高感に繋がり、相場の圧迫材料となった。
国内の金相場は、NY市場では利確売りに押されマイナス圏に転じるも、円安要因から国内では小幅高に振れ上昇。買取ベースでは1gあたり6,454円(+6円)と、プラス圏に転じ小反発しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/16 6454円 (+6円)
04/15 6448円 (-14円)
04/14 6462円 (+69円)
04/13 6393円 (+32円)
04/10 6361円 (+98円)
04/09 6263円 (+19円)
04/08 6244円 (-85円)
04/07 6329円 (+164円)
04/04 6165円 (+91円)
04/03 6074円 (+109円)
10日間の金相場平均価格:6,319円/g
【パラジウム相場】15日のNYパラジウム相場は、低調な米国経済指標や株安、前日までの連騰に対する反動売りからマイナス圏に反転。中心限月の6月限は1トロイオンス2153.60ドル(-31.80ドル)と、6営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引きのアジア時間では買いが進み、相場は節目の2200ドルを超えて2204.80ドルまで上昇した。しかし、前日までに5連騰するなど堅調地合いとなっていた事から、この日は概ね利益確定を目的とした売りが出やすかった事で、相場はジリジリと反転。また、発表された米国経済指標(3月小売売上高、3月鉱工業生産、4月NY連銀製造業景況指数)が、軒並み低調な結果となった事を受け米国が下げると、それに連れてパラジウムも下押される展開となった。
国内のパラジウムは、利確売り優勢となったNY相場を映しマイナス圏での値動きに。買取では1gあたり8,289円(-22円)と、値を下げ3日続落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/16 8289円 (-22円)
04/15 8311円 (-60円)
04/14 8371円 (-209円)
04/13 8580円 (+253円)
04/10 8327円 (-72円)
04/09 8399円 (-27円)
04/08 8426円 (+60円)
04/07 8366円 (±0円)
04/06 8366円 (-55円)
04/03 8421円 (-192円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,386円/g
12:10現在の金相場は1トロイオンス1743.85ドル、パラジウムは2175.60ドル、為替は1$107円88銭前後の値動きで推移しております。