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【金相場】週明け27日のNY金相場は、欧米での経済活動の正常化が進むとの期待感から株式相場が上昇する中で圧迫され続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1723.80ドル(-11.80ドル)と、売り優勢で取引きを終了。米国では新型コロナウイルスが猛威を振るう中、ジョージア、オクラホマ、アラスカ各州などが経済活動の制限措置を一部緩和。ニューヨーク州も地域・業種別に経済活動再開の是非を判断するほか、欧州でも、イタリアやスペイン、フランスで企業の操業停止や外出制限などの措置を緩和する動きが出始めた。これを受け、市場では投資家のリスク選好意欲が改善し、株式などが堅調に推移する中で金は相場を圧迫され軟調となった。一方、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や、欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されており、様子見ムードも強かった。
国内の金相場は、売り優勢となった週明けのNY相場を映して続落。買取ベースでは1gあたり6,429円(-75円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/27 6504円 (-12円)
04/24 6516円 (+46円)
04/23 6470円 (+105円)
04/22 6365円 (+3円)
04/21 6362円 (+45円)
04/20 6317円 (-124円)
04/17 6441円 (-13円)
04/16 6454円 (+6円)
04/15 6448円 (-14円)
04/14 6462円 (+69円)
10日間の金相場平均価格:6,434円/g
【パラジウム相場】週明け27日のNYパラジウム相場は、原油安を背景とした商品全般の軟調さを受け続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1894.80ドル(-90.50ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、アジア市場(時間外取引)では買いが先行し、相場は一時2029ドル超まで上昇するなど堅調に推移した。しかし、米国原油の貯蔵余地の限界が意識され原油相場が下落すると、パラジウムも売り優勢に反転。ユーロ安・ドル高基調にも圧迫され下押される展開となった。途中、欧米の経済活動の正常化が進むとの期待などから、投資家心理が改善し株高に支えられるも、利確を目的とした売りも出やすかった事から、そのまま売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、売り優勢となったNY相場を映し反落。買取では1gあたり7,288円(-385円)と、3営業日ぶりにマイナスサイドに転じました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/28 8371円 (-209円)
04/27 7673円 (+176円)
04/24 7497円 (+44円)
04/23 7453円 (-33円)
04/22 7486円 (-814円)
04/21 8300円 (-33円)
04/20 8333円 (±0円)
04/17 8333円 (+44円)
04/16 8289円 (-22円)
04/15 8311円 (-60円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,896円/g
12:35現在の金相場は1トロイオンス1718.15ドル、パラジウムは1923.05ドル、為替は1$107円29銭前後の値動きで推移しております。