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2015年02月17日国内貴金属は為替要因から揃って反落↓

【金相場】週明け16日のNY市場は、祝日(プレジデンツデー)のため休場。



国内の金相場は為替が円高・ドル安に振れた事を映して小反落。買取ベースでは1gあたり5,020円(-9円)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を下げ反落となりました。
リスク回避の高まりや、現物需要の買い支えなどから先月1月におよそ8%急騰した金相場は、2月に入り米の利上げ観測が意識され始めた事を背景に調整され上昇が一服。本日までの値動きでは最高値5,168円(2日相場)、最安値5,017円(13日相場)、平均では5,083円/gと、平均では先月の月間平均(5,101円)に対し1gあたり-18円(-0.3%)となっております。

《本日までの2月金相場価格推移(買取)》

02/17   5020円 (-9円)

02/16   5029円 (+12円)

02/13   5017円 (-38円) ※最安値

02/12   5055円 (-6円)

02/10   5061円 (+3円)

02/09   5058円 (-56円)

02/06   5114円 (-22円)

02/05   5136円 (+31円)

02/04   5105円 (-42円)

02/03   5147円 (-21円)

02/02   5168円 (+42円) ※最高値

2月現在までの金平均価格:5,083円/g






【パラジウム相場】週明け16日のNY市場は、祝日(プレジデンツデー)のため休場。



国内のパラジウム相場は為替要因から反落。買取では1gあたり3,086円(-22円)と、前日付けた月初来高値から値を下げマイナスに転じました。
需給逼迫の観測や、為替要因、ウクライナ情勢を背景にここ最近高値圏で推移しているパラジウムは、年初来より3,000円台を維持して推移。ただ、欧州圏の景気先行き不安や、ギリシャ問題などからも相場を振られやすく、1月では14日に年初来高値(3,283円/g)を付けたものの、その5営業日後(19日)に年初来安値(3,040円/g)まで水準を切り下げるなど相場は値動きが荒い状況が続いており一進一退。2月の本日までの値動きでは最高値3,208円(16日相場)、最安値3,089円(2日相場)、平均では3,164円/gと、先月の月間平均(3,169円)と、ほぼ同水準のレンジ内推移となっております。

《本日までの2月パラジウム相場価格推移(買取)》

02/17   3186円 (-22円)

02/16   3208円 (+54円) ※最高値

02/13   3154円 (-5円)

02/12   3159円 (-5円)

02/10   3164円 (-17円)

02/09   3181円 (+11円)

02/06   3170円 (-11円)

02/05   3181円 (+27円)

02/04   3154円 (-5円)

02/03   3159円 (+70円)

02/02   3089円 (-32円) ※最安値

2月現在までのパラジウム平均価格:3,164円/g



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1232.05ドル、パラジウムは788.90ドル、為替は1$118円39銭前後の値動きで推移しております。